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松本穂香主演『みをつくし料理帖』主題歌決定 松任谷由実の書き下ろし楽曲

 女優の松本穂香主演で、角川春樹氏の生涯最後のメガホン作として製作中の映画『みをつくし料理帖』(10月16日公開)のポスタービジュアルと主題歌の概要が11日、解禁された。

映画『みをつくし料理帖』の主題歌が決定した(C) 2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会

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 原作は、高田郁氏による同名の時代小説。これまでに全10巻が刊行されており、累計400万部を超えるベストセラー作品。12年と14年には北川景子主演でスペシャルドラマ化、17年には黒木華主演で連続ドラマ化されている。『犬神家の一族』(1976年)を皮切りに『セーラー服と機関銃』(81年)、『時をかける少女』(83年)など数々のヒット作を送り出した角川監督が“生涯最後”と銘打ちメガホンをとる。

 本作の主題歌「散りてなお」は、松任谷由実が作詞作曲、松任谷正隆が編曲を手がける。手嶌葵の歌声で「大切な人や故郷、心に刻まれるものが簡単に消えはしない」というメッセージを送る。

■手嶌葵
「この映画で角川春樹監督の描いた世界は、優しい気持ちが自然に湧いてくるとてもすてきなものでした。そして、そんな世界観に寄り添うようなユーミンさんが作って下さった主題歌。歌わせて頂けて本当に幸せでした。
是非、映画をご覧頂いて、優しくて、そして美しいこの歌を皆さんにも口ずさんで頂けるとうれしいなぁと思います」

■松任谷由実
「この作品の主題歌を作ることが出来て、本当に良かった。愛すべき、破茶滅茶な角川春樹さん。常人には測り知れない長い苦悩が、人生の最終章で、こんなにも丁寧なやさしさに昇華されていることに、今は感動しています。
私も手嶌葵さんの質感豊かな歌唱を得て、心の奥の故郷や希望は決して消えないと、映画と共に伝えられたらうれしいです」

■松任谷正隆
「僕は映画音楽が下手だ。たぶん音を資料として頭の中にストックしておけない体質だからだと思う。観たときの感情が勝ってしまって、結果暑苦しい音楽になる、というのが自己分析である。
『こんな僕でいいのですか?』と聞いたら『お願いします』と角川さんに言われた。この映画が角川映画の集大成、というのならこれは僕の音楽の集大成だ、と言っておこうかな」

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