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二階堂ふみ、朝ドラ『エール』出演で成長実感「学びがあって楽しい」

 NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』(月〜土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)で、ヒロイン・関内音を演じる二階堂ふみ。初出演の連続テレビ小説について語った。

連続テレビ小説『エール』ヒロイン・音を演じる二階堂ふみ(C)NHK

連続テレビ小説『エール』ヒロイン・音を演じる二階堂ふみ(C)NHK

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 同ドラマは、高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」などで知られる福島県出身の作曲家古関裕而さんと、妻で歌手としても活躍した金子さんをモデルに夫婦の物語。

 主人公・古山裕一(窪田正孝)の“妻”だけでなく、歌手になる夢を追い続けるヒロインとということで、“歌える”ことも重要だった今回、オーディションを敢行し、2802人の中から選ばれたのが二階堂だった。オーディションのために歌を練習し、収録のために「昨年の夏あたりからレッスンを始めました」。大河ドラマ『西郷(せご)どん』(2018年)でも二階堂が歌う島唄が話題になったが、今回の声楽は「自分の体が楽器になるというまったく経験がないことだったので、毎回、学びがあってとても楽しいです」と語っている。

 音は、豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の三姉妹の次女。将来はプロの歌手として舞台に立つことを夢見ていた。ある日、福島に住む青年(裕一)が英国の作曲コンクールに入賞したことを新聞で知り、手紙を送り文通を始める。ある時、裕一が豊橋までやってきて2人は結婚を約束。あす11日からの第7週(〜15日)で、音は裕一と、新婚生活をスタートさせる。

 「最初に台本を読んだとき、(音は)とても強い、はつらつとした女性だなぁという印象を受けました。そして自分の好きなものに対して正直な方なのだろうとも思いました。音さんを通して、人を大事にすることや、好きな人の未来を応援したいという気持ちが育っているのを感じています」と話す。

 新婚生活とともに、音は本格的に歌を学ぶために音楽学校に通い始める。今後も歌うシーンは度々登場。二階堂は「練習時間を設けていただきながら、歌うシーンの前は声帯を開くためにスタジオでも声出しをしていて、毎回120%の力でやったつもりでも納得できなかったり、自分の技術が追いついていかないところがあったり、難しいなと思う部分もありました。ですが、そういう姿も反映することができる、成長していく役でもありますので、設定と周りの方々に助けていただきながら歌のシーンに挑んでいます」と、明かしている。

 本作で描かれる夫婦像も見どころの一つ。「2人は世間一般の結婚像とか夫婦像にとらわれていないんです。どちらかがが支えるだけの関係ではなく、ちゃんとギブアンドテイクをしていて支え合っているところがいいなぁと思っています。音さんが愛する旦那さんのために一生懸命料理作りに奮闘する姿や、リアルな財政事情も含めて、2人が補い合っている姿はいいなぁと感じています」

 ラブラブな新婚生活から始まって、「今後は生活をともにして、2人の関係性がもっと濃密になってくると思います。それまで個人と個人が支え合っていましたけれど、今度は本物の家族になっていく瞬間が出てくると思いますので、それは楽しみですね。これまでとは違うまた新しい感覚が生まれてくることに期待しています」と、二階堂。目を離せない展開が続きそうだ。

関連写真

  • 連続テレビ小説『エール』ヒロイン・音を演じる二階堂ふみ(C)NHK
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