ディズニー・アニメーション映画の金字塔『アナと雪の女王』の続編として、昨年11月に公開され、国内興収133.6億円、動員数1460万人という大ヒットを記録した『アナと雪の女王2』。今月13日に発売予定のMovieNEX（4000円＋税）と4K UHD MovieNEX（5800円＋税）に収録されるボーナス・コンテンツの中から、アナが歌う未発表曲「ホーム」が解禁された。この曲は、アナが故郷アレンデールへの愛を歌った、心温まるミュージカルナンバーだ。

【写真】その他の写真を見る

　姉妹の絆で危機を乗り越え、閉ざされた故郷アレンデール王国の扉を無事開くことができたアナは、王国に戻り、国民との再会に喜びを感じていた。「私の居場所（ホーム）、大好きな国」「みんながいて門が解放されたからもう寂しくない」というアナの率直な想いとともに、「みんなのため、愛する王国のために、私にもまだできるはず」と女王としての意識が芽生え、自信に満ちあふれる、成長したアナの表情が印象的だ。

　クリステン・アンダーソン＆ロバート=ロペス夫妻は、前作で出会ったキャラクターたちに「おかえりなさい」という気持ちと、アナと彼らの再会、そして、女王になったアナについて歌った曲だと解説。クリステン・アンダーソンは「アナは今のアレンデール王国に満足しています。街は暖かい空気に包まれていて、すべての扉は彼女のために開かれているし、成長した彼女はこれからもっともっと人のため、街のために、いろいろな事をしたいという希望に包まれてます」というように、解禁となった映像を見ると、アナの前向きな気持ちが感じ取れる。

　しかし、アナだけにフォーカスされた歌になってしまったため、カットになったという。「エルサや、クリストフのことにも触れてないため、それをこの歌に織り込むには時間が掛かり過ぎる」と、泣く泣く、この楽曲を使うことをあきらめたと告白。ロバート・ロペスは、Blu-rayのボーナス・コンテンツにこの歌が入ることはわかっていたそうで、「Blu-rayが出れば聴いてもらえる、とそれほど落胆した訳ではなかったんですが（笑）。音楽担当をしてると、『Blu-rayで使ってもらえる！』という第2の希望があるので、それほど落ち込まずに済むんです（笑）」と、冗談まじりに話してた。

　MovieNEXにはほかにも、未公開シーンや未発表曲、製作の舞台裏を収めた「精霊たちが生まれるまで」、ボイスキャストたちのアフレコの様子など、さらに本作を深く楽しめる約1時間30分超のボーナス・コンテンツを収録。デジタル配信（購入）にも一部収録される。

　別売りの『アナと雪の女王』MovieNEXも一緒に収納できるコンプリート・ケースの付いた『アナと雪の女王２ MovieNEX コンプリート・ケース付き（数量限定）』（4000円＋税）と、DVD（数量限定／2800円＋税）も5月13日に発売される。ディズニー公式動画配信サービス「ディズニーデラックス」では配信開始1周年記念として期間限定でレンタル配信中。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」