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【エール】御手洗ミュージックティーチャーの過去が明らかに

 NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』(月〜土 前8:00 総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。30日放送の第24回では、明るくてクセのあるキャラで注目を浴びていた古川雄大演じる歌の先生・御手洗清太郎が、「ミュージックティーチャー」にこだわる理由が明らかになった。

連続テレビ小説『エール』第5週・第24回より。御手洗ミュージックティーチャー(古川雄大)と裕一(窪田正孝)(C)NHK

連続テレビ小説『エール』第5週・第24回より。御手洗ミュージックティーチャー(古川雄大)と裕一(窪田正孝)(C)NHK

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 御手洗は、関内音(二階堂ふみ)の歌の先生として第16回(4月20日)に初登場するなり、美しいルックスと個性的なキャラクターで視聴者にインパクトを与えた。特に「先生」と呼ばれると、必ず「私のことは、ミュージックティーチャー呼びなさい」と、繰り返し求めてきた。第19回(4月23日)や第22回(4月28日)では、「ミュージックティ」のところでバッサリと切られる演出が続き、ネット上でも話題に。

 第24回では、豊橋で演奏会を行うことになった裕一(窪田正孝)の曲作りを手伝い、「ファンタスティックなタイムだったわ」と上機嫌の御手洗。裕一の「なんで先生と呼ばれるのが嫌ななんですか?」という直球の質問に答えるかたちで御手洗の過去が明らかになった。

 御手洗は、子どもの頃、学校の先生に「男なら男らしくしろって殴られたの。泥水を飲まされたこともあったわ」と、トランスジェンダーを理解してもらえず、「先生って言葉が嫌いになったのは、昔のつらい記憶を思い出しちゃうから」と話した。

 音楽を学ぶためにドイツへ留学すれば、「東洋人だって差別を受けた」という。しかし、「結果を出せば認めてくれる。死にものぐるいで頑張ったわ」「私は音楽と出会って救われた。自分の存在を認められた」と語り、裕一に「あなたにも私みたなつらい思いをしている人に力を与える曲を作ってほしいの、トライしてくれる?」と期待をかけた。

 トランスジェンダーを隠さずにいられる自分は「恵まれている」、「辛気臭いの嫌いなの」と明るく振る舞う御手洗ミュージックティーチャーとの出会いは、裕一の作曲家人生にとって欠くことのできないものになったはずだ。

 あす5月1日放送の第25回では、志村けんさんが演じた日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三が初登場。いよいよ鶴亀(古舘伊知郎)からの持ち込み企画で行うことになった演奏会の当日。これまで準備を進めてきた裕一と音は、緊張しながらもそれぞれの音楽を披露する。演奏会のことは新聞でも取り上げられ、それを読んでいたのは意外な人物だった…。

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