『アカデミー賞』でアニメーションとして初の作品賞にノミネートされたディズニーの名作『美女と野獣』（1991年）がきょう24日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW！』（毎週金曜 後9：00）で本編ノーカットで放送されるのを前に、ストーリーや登場キャラクターをおさらいする。

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　主人公は、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまったわがままな王子と、美しく聡明な女性・ベル。互いに惹かれ合う2人だが、その愛は奇跡を起こすことができるのか、王道のラブストーリーが描かれる。17年には、エマ・ワトソン主演で実写映画化もされた。日本語吹替版では、ベルを伊東恵里、野獣を山寺宏一が担当している。

　あるところに暮らしていたわがままな王子。彼は、みすぼらしい老婆に一晩の宿を求められるが、これを拒否。すると老婆は魔女となり、王子を野獣に、家来たちを家財道具に変身させてしまう。魔法を解くには、魔法のバラの最後の花びらが散るまでに、心から人を愛し、愛されなければならないことだった。

　それから数年、発明家のモーリスの娘・ベルは、村で一番美しく、清らかな心を持つ女性に成長した。そんな中、外出先でモーリスは野獣の城に迷い込み、囚われの身となる。モーリスを探したベルは、父の身代わりになり城に残ることになる。美しいベルになら、野獣も心を開くのではないかと家来たちはもてなすが、肝心の2人はぶつかり合いばかり。

　そんな時、ベルが魔法のバラを勝手に見てしまい、腹を立てた野獣に城を追い出されると、狼に襲われそうになる。一方、ベルに思いを寄せる力自慢のガストンは、ベルが野獣に捕われたことを聞き、ベルを手に入れるためにモーリスを病院に閉じ込めてしまう。ベルを心配するモーリスは、病院を抜け出して野獣の城を目指すことになるが…。