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杉田かおる、4年ぶり地上波ドラマ出演 野球部仕込みの素振りを披露

 芸能生活50年を間近に控えた女優の杉田かおるが、テレビ朝日系木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』(毎週木曜 後8:00〜8:54)の第3話(23日放送)にゲスト出演する。近年、実母の介護のため仕事をセーブしてきた杉田にとって、地上波のドラマ出演は約4年ぶり。物語の鍵を握る存在、スーパーのクレーム処理係を熱演する。

4月23日放送、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』第3話にゲスト出演する杉田かおる。地上波ドラマは約4年ぶり。主演の内藤剛志と笑顔の2ショット(C)テレビ朝日

4月23日放送、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』第3話にゲスト出演する杉田かおる。地上波ドラマは約4年ぶり。主演の内藤剛志と笑顔の2ショット(C)テレビ朝日

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 ヒラ刑事から這い上がった “叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く本作。第3話は、大岩のもとに、「割引シールを貼られた遺体が見つかった」という知らせが届いたところからはじまる。被害者の警備員・桃山辰徳(尾崎右宗)の右手に、なぜか“3割引き”のシールが貼られていたのだ。

 桃田は近所でも有名なクレーマーらしく、事件当日も近所のスーパーマーケットに電話をかけており、クレーム担当の九条菊子(杉田) が対応したことが判明。その矢先、菊子が昼休みの日課にしている“素振り”用のバットがなくなっていることがわかり、彼女に対する疑惑が深まっていく、というストーリー。

 2018年1月に実母を看取るまでの数年間、介護を中心とした日々を送り、女優としての活動を減らしてきた杉田。2016年7月放送の『水族館ガール』(NHK)以来、約4年ぶりの地上波ドラマ撮影となったが、「この『警視庁・捜査一課長2020』は“王道のドラマ”という感じで、すぐに現場を楽しむことができました。ふるさとに帰ってきた感じで、皆さま、ブランクをこえてあたたかく迎えて下さって感謝しています」と、久々のドラマの現場を楽しんだ様子。

 今回演じた菊子は、スーパーの苦情対応担当で、彼女の信念は“お客様第一”。「お客様からの電話は“クレーム”ではなく、“貴重なご意見”です。私はそのご意見を一身に受け止めております」と言い切る、“謝罪のエキスパート”だ。しかし、1年前、ある出来事に遭遇するまで、菊子は本部のマネージャーとしてバリバリ働いていた事実が浮上する。

 杉田はそんな挫折を味わった菊子を演じるにあたり、「第一線でキャリアをつんだ女性がトラブルに巻き込まれても一生懸命、乗り越えようとする姿に、少し自身の人生もだぶらせて役作りさせていただきました」と、自分自身を重ね合わせたことも告白。

 また、学生時代、ソフトボール選手だった菊子は昼休みにバットを振ってストレスを解消している…という設定もあり、劇中では“素振り”も披露。実は小学校時代、野球部だったという杉田は「たぶんフォームはいいのではないかと思います(笑)」と、このシーンの出来栄えに自信をのぞかせるとともに、「ブランクを感じさせないよう、でも楽しみながら演じさせていただきました。おばちゃんになった杉田かおるも、どうぞ今後ともよろしくお願い致します」と、飾らないメッセージを寄せている。

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  • 4月23日放送、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』第3話にゲスト出演する杉田かおる。地上波ドラマは約4年ぶり。主演の内藤剛志と笑顔の2ショット(C)テレビ朝日
  • クレーム処理係の女を熱演(C)テレビ朝日
  • 4月23日放送、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』第3話にゲスト出演する杉田かおる(C)テレビ朝日

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