新型コロナウイルス肺炎のため先月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)の著書『変なおじさん 完全版』(新潮文庫)の新装版が、きょう15日に刊行された。 2002年に文庫化された同書の紹介文には「女の子が大好きで、正体がバレるとヘンテコな踊りをするコントの役柄、それがご存じ『変なおじさん』。でも、僕は、この自分の分身が大好き。なぜなら僕も、ずっとお笑いにこだわってきた変なおじさんだから。子供の頃、コメディアンになろうと思い、ドリフの付き人から『全員集合』『加トケン』『だいじょうぶだぁ』『バカ殿様』とお笑い一直線。そんな僕の人生をちょっとだけふり返ってみたョ」との言葉が添えられている。