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大林宣彦監督の代表作『時をかける少女』、18日に日テレで放送

 日本テレビは、今月10日に肺がんのため82歳で亡くなった映画作家・大林宣彦さんを追悼する特別企画として、1983年に公開された映画『時をかける少女』を18日(午後1時30分〜 ※関東ローカル)に放送することを発表した。

『時をかける少女』で主演を務めた原田知世(C)KADOKAWA 1983

『時をかける少女』で主演を務めた原田知世(C)KADOKAWA 1983

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 『転校生』(82年)、『さびしんぼう』(85年)とともに“尾道三部作”の1本として愛され続けている本作。当時16歳だった女優・原田知世の映画初主演作で、原田は『第7回日本アカデミー賞』の新人俳優賞を受賞した。配給収入は28億円で、同年の邦画2位のヒット作となった。

 物語の主人公・芳山和子は、実験室でラベンダーの香りを嗅いで以来、時間を跳躍する能力を持つことに。“時をかける少女”となった和子は、会うはずのない彼に出会ってしまう…。

 16年8月末期の肺がんで余命3ヶ月と宣告された大林さんは、転移を繰り返すがんと闘いながら、みずからの命を削って、平和をたぐり寄せる映画を作り続けた。新型コロナウィルスの影響により公開延期が決まったものの、最新作『海辺の映画館−キネマの玉手箱』の公開予定日に亡くなった。

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