ニッポン放送と日本音楽事業者協会が2008年から半年に一度、共同で制作を行っているラジオ番組『オールナイトニッポン0(ANN ZERO)〜決戦!お笑い有楽城〜』が、28日の深夜3時に放送され、お笑いコンビ・鬼越トマホークが優勝(番組の様子は放送後1週間以内であればradikoで聞くことができる)。ANNパーソナリティー権と優勝賞金10万円が与えられた。鬼越といえば、昨夏のフジテレビ系『27時間テレビ』のコーナー「さんまのお笑い向上委員会」での因縁をもとに、TBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』に出演するなど、深夜ラジオとの好相性を見せているが、この日はある“決断”をしたことが優勝をたぐり寄せることとなった。
通常は観客を入れた形で行われているが、今回は新型コロナウイルスへの予防を考慮して、チャンピオンを決める形式としては初の“無観客”で実施。Yes!アキト、鬼越、駆け抜けて軽トラ、きしたかの、SAKURAI、さんだる、鈴木幹也、笹木香利、ストレッチーズ、TCクラクション、トンツカタン、はなしょー、真夜中クラシック、ゆかりてるみの13組が出場し、審査員は、TKOの木本武宏、野呂佳代、ANNのチーフプロデューサー・石井玄氏、ニッポン放送NEWS ONLINE編集長の安田隆也氏、放送作家の松田健次氏、司会は笹木香利、前回大会で優勝したスタンダップコーギーが務めた。
歴代優勝者は、マシンガンズ、ラバーガール、いとうあさこ、フォーリンラブ、なすなかにし、三拍子、磁石、バイきんぐ、モグライダー、あばれる君、湘南デストラーデ、ダブルブッキング、ピスタチオ、メイプル超合金、笑撃戦隊、エル・カブキ、ペンギンズ、卯月、岡野陽一、EXIT、スタンダップコーギーと多彩なメンバーが並ぶ同大会。この日は、ガラス張りで観客の声が全く聞こえないラジオブースで、予選ラウンドは2分、決勝ラウンドは5分の持ち時間を使ってトークを展開した。
1本目はおなじみの“毒舌”を全開にトークを展開したが、木本が「鬼越、優勝狙ったトーク見たいわ」とやさしく指摘。そこで、2本目は毒を封印して臨んだところ、予選ラウンド3位から一気に順位を上げて優勝。本人たちも「(予選で1位だった)トンツカタンが取ると思っていた」と話すほど、まさかの逆転劇となった。優勝後のインタビューでは、木本への感謝、爆笑との絡みなど、2人が余すことなくラジオへの思いを語った。
■鬼越トマホークインタビュー
――優勝の感想は。
【2人】木本さんのおかげです。
【坂井良多】こういう時期(※3月12日)に木本さんが審査委員長で、自分でイジって僕らを和ませてくれた上で、1本目終わった後に、芸人として(毒舌を封印した方がいいと)言いづらかったと思うんですよ。でも「オールナイトニッポンっていう歴史も含めて、真面目に放送できるトークも聞いてみたいし、それができたら取れるよ」っていうメッセージがあったと思います。
【金ちゃん】正直、出る時は派手にやって散ろうと。あれもフリだとして、めちゃくちゃ悪口言っていいじゃないっていう感じだったんですよ。
【坂井】木本さんもラジオの経験が豊富なので、本当にアドバイスをくれた。僕らみたいな芸風に釘を刺してくれる人が必要だなと思っていたので、ありがたいです。
【金ちゃん】「悪口聞きたいよ」「もっといけよ」みたいな作家がいるんですよ(笑)。
【坂井】あと、爆笑問題の田中(裕二)の方ね。
【金ちゃん】ウーチャカ(田中の愛称)ね(笑)。ウーチャカが。
【坂井】太田(光)さんは、例えば「お笑い有楽城あるんですよ」って言ったら、ちゃんと「放送考えろよ」っていうことを言ってくれるんですよ。ちゃんと相談すると。でも、ウーチャカは「派手に散れ」って言って、放送の後に「今までありがとうな」って帰りますから(笑)。
【金ちゃん】ウーチャカのせいで嫌いな芸人さん言わされましたからね(笑)。太田さんは「お前ら、自分たちのことを考えろ。散っていいわけじゃねーんだからな」って言ってくれるんですよ。「毒舌も言いつつ、ちゃんと順応しないとダメだよ」って。今回はちゃんとできたと思います。
――冠ラジオは初めてですね。
【坂井】僕らニューヨークが同期なんですけど、2人がANN0をやっていてくやしかったんですよね。今は霜降り明星が金曜をやっているよね。そことは真逆にしたいけど、やっぱりラジオファンを獲得したい。ラジオって人間を出せるので。僕らってコントも演技もできないし。人に愛してもらうしかないです。人間を好きになってもらうならラジオしかない。
【金ちゃん】確かに、爆問さんのラジオに出たらツイッターのフォロワーがバンと増えたんですよ。
【坂井】先輩からも言われていますよ。ラジオでファンになった人は離れないって。まとめるわけじゃないですけど、『カーボーイ』に出て、僕らもやっぱりハードルが上がっちゃうんですよ。毒舌の。1回それを運良く、審査員の方の意見とかで、こういうのやってみなって言っていただいて、できたので、ちょっと殻を破れたかなと。
【金ちゃん】毒舌でもっともっとって思われるじゃないですか。でも、これ以上いっちゃうとテレビに出られない地下芸人になっちゃうんじゃないかと思い出してきていて、いいところでちゃんと戻らないといけないなと。(やりたいことは)ラジオと毒舌の融合です。
【坂井】鬼越トマホークにしかできないANN0をしたいなと。
――特番が好評だったらレギュラー化も見えてきますが。
【坂井】今空きがあるのどこ? (水曜ANN0の)佐久間(宣行)さんだな(笑)。
【金ちゃん】テレビプロデューサーがラジオをやって、芸人の枠をひとつ減らしているじゃないですか。
【坂井】佐久間さんって会うと「若手芸人のために」とかって言うんですけど、お前がラジオをやっているのがためになってねーぞと(笑)。
【坂井】しかも自虐みたいに、この前の(ANN0パーソナリティー)会見とかでも「オレが出ているのにテレビ東京のカメラが来ていない」って、それは当たり前だろ(笑)。裏切り者なんだから。ニッポン放送に出て聴取率ってやっているんだからさ。
【金ちゃん】それ以外は荒らさないです。
【坂井】佐久間さんを作家の位置につけてもいいんだもんな(笑)。
【金ちゃん】佐久間さんを笑い屋にしたい。そこだけちゃんと書いておいてください(笑)。
通常は観客を入れた形で行われているが、今回は新型コロナウイルスへの予防を考慮して、チャンピオンを決める形式としては初の“無観客”で実施。Yes!アキト、鬼越、駆け抜けて軽トラ、きしたかの、SAKURAI、さんだる、鈴木幹也、笹木香利、ストレッチーズ、TCクラクション、トンツカタン、はなしょー、真夜中クラシック、ゆかりてるみの13組が出場し、審査員は、TKOの木本武宏、野呂佳代、ANNのチーフプロデューサー・石井玄氏、ニッポン放送NEWS ONLINE編集長の安田隆也氏、放送作家の松田健次氏、司会は笹木香利、前回大会で優勝したスタンダップコーギーが務めた。
1本目はおなじみの“毒舌”を全開にトークを展開したが、木本が「鬼越、優勝狙ったトーク見たいわ」とやさしく指摘。そこで、2本目は毒を封印して臨んだところ、予選ラウンド3位から一気に順位を上げて優勝。本人たちも「(予選で1位だった)トンツカタンが取ると思っていた」と話すほど、まさかの逆転劇となった。優勝後のインタビューでは、木本への感謝、爆笑との絡みなど、2人が余すことなくラジオへの思いを語った。
■鬼越トマホークインタビュー
――優勝の感想は。
【2人】木本さんのおかげです。
【坂井良多】こういう時期(※3月12日)に木本さんが審査委員長で、自分でイジって僕らを和ませてくれた上で、1本目終わった後に、芸人として(毒舌を封印した方がいいと)言いづらかったと思うんですよ。でも「オールナイトニッポンっていう歴史も含めて、真面目に放送できるトークも聞いてみたいし、それができたら取れるよ」っていうメッセージがあったと思います。
【金ちゃん】正直、出る時は派手にやって散ろうと。あれもフリだとして、めちゃくちゃ悪口言っていいじゃないっていう感じだったんですよ。
【坂井】木本さんもラジオの経験が豊富なので、本当にアドバイスをくれた。僕らみたいな芸風に釘を刺してくれる人が必要だなと思っていたので、ありがたいです。
【金ちゃん】「悪口聞きたいよ」「もっといけよ」みたいな作家がいるんですよ(笑)。
【坂井】あと、爆笑問題の田中(裕二)の方ね。
【金ちゃん】ウーチャカ(田中の愛称)ね(笑)。ウーチャカが。
【坂井】太田(光)さんは、例えば「お笑い有楽城あるんですよ」って言ったら、ちゃんと「放送考えろよ」っていうことを言ってくれるんですよ。ちゃんと相談すると。でも、ウーチャカは「派手に散れ」って言って、放送の後に「今までありがとうな」って帰りますから(笑)。
【金ちゃん】ウーチャカのせいで嫌いな芸人さん言わされましたからね(笑)。太田さんは「お前ら、自分たちのことを考えろ。散っていいわけじゃねーんだからな」って言ってくれるんですよ。「毒舌も言いつつ、ちゃんと順応しないとダメだよ」って。今回はちゃんとできたと思います。
――冠ラジオは初めてですね。
【坂井】僕らニューヨークが同期なんですけど、2人がANN0をやっていてくやしかったんですよね。今は霜降り明星が金曜をやっているよね。そことは真逆にしたいけど、やっぱりラジオファンを獲得したい。ラジオって人間を出せるので。僕らってコントも演技もできないし。人に愛してもらうしかないです。人間を好きになってもらうならラジオしかない。
【金ちゃん】確かに、爆問さんのラジオに出たらツイッターのフォロワーがバンと増えたんですよ。
【坂井】先輩からも言われていますよ。ラジオでファンになった人は離れないって。まとめるわけじゃないですけど、『カーボーイ』に出て、僕らもやっぱりハードルが上がっちゃうんですよ。毒舌の。1回それを運良く、審査員の方の意見とかで、こういうのやってみなって言っていただいて、できたので、ちょっと殻を破れたかなと。
【金ちゃん】毒舌でもっともっとって思われるじゃないですか。でも、これ以上いっちゃうとテレビに出られない地下芸人になっちゃうんじゃないかと思い出してきていて、いいところでちゃんと戻らないといけないなと。(やりたいことは)ラジオと毒舌の融合です。
【坂井】鬼越トマホークにしかできないANN0をしたいなと。
――特番が好評だったらレギュラー化も見えてきますが。
【坂井】今空きがあるのどこ? (水曜ANN0の)佐久間(宣行)さんだな(笑)。
【金ちゃん】テレビプロデューサーがラジオをやって、芸人の枠をひとつ減らしているじゃないですか。
【坂井】佐久間さんって会うと「若手芸人のために」とかって言うんですけど、お前がラジオをやっているのがためになってねーぞと(笑)。
【坂井】しかも自虐みたいに、この前の(ANN0パーソナリティー)会見とかでも「オレが出ているのにテレビ東京のカメラが来ていない」って、それは当たり前だろ(笑)。裏切り者なんだから。ニッポン放送に出て聴取率ってやっているんだからさ。
【金ちゃん】それ以外は荒らさないです。
【坂井】佐久間さんを作家の位置につけてもいいんだもんな(笑)。
【金ちゃん】佐久間さんを笑い屋にしたい。そこだけちゃんと書いておいてください(笑)。
2020/04/04