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『半沢直樹』新キャストに賀来賢人&今田美桜ら 新たな“半沢包囲網”も明らかに

 俳優の堺雅人が主演する4月スタートのTBS系日曜劇場『半沢直樹』の追加キャストが発表され、今回からの出演者として賀来賢人今田美桜戸次重幸井上芳雄南野陽子江口のりこ筒井道隆柄本明古田新太井川遥尾上松也市川猿之助池田成志土田英生山崎銀之丞らキャストが一挙に発表された。半沢にとっての新たな“同志たち”、そして新たな壁となる“半沢包囲網”が明らかになった。

TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演する新キャスト陣 (C)TBS

TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演する新キャスト陣 (C)TBS

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 同ドラマは池井戸潤氏の『半沢直樹』シリーズから『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)を実写化。「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になった銀行マン・半沢直樹を堺が引き続き演じ、平成から令和に変わった新たなフィールドに満を持して帰ってくる。なお、上戸彩及川光博片岡愛之助北大路欣也香川照之といった、前作のキャスト陣も出演する。

 『ロスジェネの逆襲』を元にした物語の前半に登場する、半沢の出向先である東京セントラル証券のプロパー社員・森山雅弘(もりやま・まさひろ)を演じるのは、賀来。森山と同じく半沢の下で働く東京セントラル証券の新入社員・浜村瞳(はまむら・ひとみ)役には今田。森山と浜村は、半沢の“新たな戦い”をサポートする重要な役どころとなる

 開発した検索サイトが大当たりし、今や日本でトップクラスのIT企業となったスパイラル社の創業メンバーの一人、加納一成(かのう・かずなり)役は井上。スパイラル社の創業者・瀬名洋介(せな・ようすけ)役には尾上。今田、井上、尾上はともにスピンオフドラマ企画に続いての出演となる。次代を担うIT企業家として未来を切り開き、将来を嘱望されていた彼だが、あることをきっかけに窮地に陥ることに。

 半沢や渡真利(及川)が情報交換する行きつけの小料理屋の女将・智美(ともみ)役は井川。半沢を敵視する東京中央銀行の社員たちも通うこの店を切り盛りする彼女は、東京中央銀行の個人株主であると同時に銀行の内部事情に詳しく、半沢たちを静かに見守るドラマオリジナルのキャラクターとなる。

 そして今作で半沢に立ちはだかる驚異の面々として東京中央銀行の中野渡頭取(北大路)と敵対する同行の副頭取・三笠洋一郎(みかさ・よういちろう)役に古田。中野渡頭取、大和田常務(香川)にも負けぬふてぶてしさで東京中央銀行を牛耳るべく半沢をピンチに追い込む。その三笠が目をかけている東京中央銀行証券営業部部長・伊佐山泰二(いさやま・たいじ)役には市川。伊佐山は、大和田常務を失脚させた半沢に恨みを抱いており、それ以来彼を敵視している。三笠の忠実なる手下として、最前線で半沢と激しくぶつかり合う。

 PC・周辺機器販売大手フォックス社の社長・郷田行成(ごうだ・ゆきなり)役は戸次。郷田は、半沢に舞い込む大手IT企業の敵対的買収の案件の中、半沢が絶体絶命の状況に陥った際にホワイトナイトとして現れる。しかし彼には大きな裏があった…。また、その買収に関わり、アジア進出を視野に事業拡大を目論む大手IT企業『電脳雑技集団』の副社長・平山美幸(ひらやま・みゆき)役には、日曜劇場初出演となる南野。南野演じる美幸は、大阪市内の大きな商家出身で、高圧的かつヒステリックな性格。社員たちに滅私奉公を求める態度が抜けず、同社の社長で夫の平山一正(ひらやま・かずまさ)と共に自社の“粉飾”を隠していく。

 そのほか、半沢と同じく銀行からの出向組で、銀行へ戻るためにあれこれと画策する諸田祥一(もろた・しょういち)役で池田、大手IT企業の敵対的買収の件で、買収される会社のアドバイザーとして関わる太洋証券営業部長・広重多加夫(ひろしげ・たかお)役で山崎が出演。実力派俳優らもストーリーに関わっていく。

 『銀翼のイカロス』を元にした後半では、アナウンサーから政治家に転身した国土交通大臣・白井亜希子(しらい・あきこ)役で江口が出演。大手航空会社・帝国航空の再建をめぐり“半沢潰し”の急先鋒として鋭く斬り込んでいく。白井大臣が立ち上げた再生組織、帝国航空再生タスクフォースのリーダー・乃原正太(のはら・しょうた)役は筒井。やり手弁護士の乃原は、相手を小馬鹿にしたような高圧的な態度を取り、頭取である中野渡に対しても脅しをかけるような人物だ。

 白井大臣を支援する進政党の大物議員・箕部啓治(みのべ・けいじ)を演じるのは、柄本。得体の知れい恐怖を持つ大物政治家として半沢に容赦なく襲いかかる。はたして半沢は同志たちと共に、立ちふさがる強固な包囲網に打ち勝ち、渾身の「倍返し」をすることができるのか。新たな『半沢直樹』の物語に注目だ。

 賀来は、人気作の続編とあって「前作はリアルタイムで見ていたので、その世界観に自分が入っている感覚がすごく不思議でした。半沢さんとお芝居をすることができ、非常に光栄に思っています」と出演に歓喜。「僕の演じる森山は『東京セントラル証券』のプロパー社員で、銀行からの出向組にコンプレックスを持ちながら「いつか見返してやる」と思いながら真面目に熱心に仕事をしている男です。半沢さんと出会って、森山がどう変わっていくのか、そんな人間的成長や変化を見せられればいいなと思っています」と自らが演じる森山の見どころを語る。

 堺の印象については「撮影初日で衝撃を受けました。周囲がすごくやりやすいお芝居で引っ張って下さるので、堺さんから出るセリフ・表情・テンポに必死に乗っかっていこうと思っています。プレッシャーもありますが、このような作品に携わる機会はなかなかないので、一生懸命やるだけです! 楽しみたいと思います」と座長に信頼を置きながらやる気をみなぎらせている。

 スピンオフ企画に続いて本編にも出演となる今田は「スピンオフ企画も緊張しましたが、本編は『本物だ!』という感じで、すごく緊張感があります。私が演じる瞳は明るくて芯も通っていて、まっすぐな女の子で、働き方改革によって働きたいけど早く帰される悩みを抱えつつ、半沢部長に憧れている女の子です。堺さんと初めて共演したシーンでは、ようやく憧れの方と会えた感じがしました」と感無量の様子。

 「この作品に自分が参加させてもらえることはありがたいですし、これからの撮影も楽しみです。瞳自身が持っている明るさやまっすぐさや、フレッシュさも出せたらいいなと思います。紅一点として大人の男性たちのぶつかり合いにもまれながら、成長できたらいいなと思います。頑張ります!」と意気込んでいる。

関連写真

  • TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演する新キャスト陣 (C)TBS
  • TBS日曜劇場「半沢直樹」相関図(C)TBS
  • TBS日曜劇場「半沢直樹」で主演を務める堺雅人(C)TBS
  • TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演する(左から)賀来賢人、堺雅人(C)TBS
  • TBS日曜劇場「半沢直樹」場面カット (C)TBS

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