タレントのJOY（34）が28日、自身の公式Youtubeチャンネルを更新。人気YouTuberのエドに薬物検査を実施してもらい、YouTuber界の薬物事情に切り込んだ。

　槇原敬之容疑者（50）が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、14日には芸能人における薬物検査実施の必要性を説くとともに、JOY自身も薬物検査を受け「陰性」であることを報告していた。

　エドは現在、『闇金』に関する検証動画が原因で逃亡を生活を送っているといい、以前からエドのファンだったJOYがダイレクトメールで「今逃げてるみたいですけど大丈夫ですか？」「助けられる部分はたすけます！」などメッセージを送ったことから対面が実現した。

　某所でエドと落ち合ったJOYは、都内のホテルで暮らしているというエドの逃亡生活について話を聞きつつ、自身の動画の話題からYouTuber界に薬物問題はないのかエドに問う。エドは「噂に聞くとかはあるんですけど、自分は本当にやったことなくて。ルールに反したくないタイプなので、僕」と潔白を主張した。

　過去にエドも一般人に薬物検査を実施する動画（現在は削除）を上げていたが、「（陽性が）多かった。意外と蔓延してるんだなと思って。ツイッター見てても『日本は考えが狭い』という投稿を見る」と身近な問題であると語った。

　ここでJOYが「最近、常に検査キットをマネージャーに持ち歩いてもらっている」としてキットを取り出す。決して強制ではないとしつつも、それとなく“圧”をかけエド自身も薬物検査をすることになった。キットはコカイン、大麻、覚醒剤など8種類ほどの薬物反応を調べられるもので、エドは付近の公衆トイレで採尿。少し時間をおいて結果を見てみると無事、すべてが陰性。潔白を証明した。

　今回の動画についてJOYは「以前からエドさんのトークのテンポや上手さを見てファンでしたので、会ってみたいと思っていました。そして以前にエドさんのチャンネルでも一般の人の薬物検査をする企画をやっていたので、こういう事に対する意識が高いと感じていたのも大きな理由の一つです」とコメント。

　また、「今後も薬物チェックはやっていくつもりです。定期的に自分がやる事によって、少しでも業界の意識が変わっていくきっかけになればと思っています」と、今後も芸能・エンタメ界全体の問題として啓発を続けていきたいと語った。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」