シンガー・ソングライターの泉谷しげる（71）が26日、東京・池袋西口公園野外劇場（GLOBAL RING THEATRE）で行われたWAHAHA本舗全体公演『王と花魁』記者発表イベント「泉谷しげる リスペクトライブ」に出演した。

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　WAHAHA本舗3年ぶりの全体公演の制作発表として行われたこのイベントは、報道関係者だけでなく、寒空の下集まった一般客にも公開。全体公演には出演しないものの、“宣伝隊長”を務める泉谷に敬意を表し、泉谷の楽曲の世界観をWAHAHA本舗流に表現するというコンセプトで行われた。

　ステージには、所属芸人だけでなく、シェフ、経理部長、振付師などWAHAHA本舗にかかわる人々がユニットを組み登場。泉谷の楽曲を取り入れたこの日限りの講談や漫才、楽曲をアレンジしたラップや演奏など、さまざまなパフォーマンスを繰り広げた。また、看板女優の柴田理恵（61）、久本雅美（61）もパフォーマーとして登場。柴田は「春のからっ風」を歌いながら、『おしん』を一人芝居で熱演。久本もフレディ・マーキュリーに扮し、クイーンの名曲のメロディーで泉谷の楽曲を歌った。

　泉谷をはじめ、俳優の不破万作、白川和子など個性豊かな面々が審査し、ギターとスチールギター、三味線で「火の鳥」を演奏したポカスカジャンのタマ伸也ら3人による“ワンダー3”が優勝。イベントの最後には、泉谷自らがギターを手に取り、「春夏秋冬」を出演者、観客とともに熱唱し、幕を閉じた。

　イベント終了後に行われた囲み取材で、世間を震撼させている「コロナウイルス」への対抗策を聞かれた泉谷は「おしっこをいっぱいすること。いっぱい飲んで、熱い鍋食べて。自分たちは元気に生きている姿を見せなきゃいけないから気を付けている。でも出すのは『弱さ』ではなく、それを乗り越えていこうということ。このまま負けていたら日本経済ダメになっちゃうよ」と警鐘を鳴らした。

　また、久本は「私たちの笑いで皆さんが元気になってもらえれば一番。そういう使命を持って頑張りたい」とコメントし、柴田は「笑いは免疫力があがるって言われてますから。（WAHAHA本舗の全体公演を見て）どんどん免疫力をあげてほしいです」と話した。

　WAHAHA本舗全体公演『王と花魁』は、5月27日に東京・なかのZERO公演を皮切りに、7月19日の福岡サンパレス公演まで、全国18ヶ所24公演を予定している。