俳優・大泉洋と女優・小池栄子、成島出監督が23日、都内で行われた映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』の感謝御礼記念舞台あいさつに登壇。大泉は、「このご時世にこんなにお集まり頂いてありがとうございます。マスクが無いって言われてますけど、ありますね。これだけみなさんマスクつけて…つけてない我々が危ない」と挨拶でまず笑わせた。

　続く小池は「今、こんなご時世にっていう話がありましたけど、入ってきた瞬間感動しました。数ある作品の中、この映画を観に来てくださって、本当に感動しています。ちょっとウルウルしています」と目をうるませ、「本当に今日お客さん来てくれるかなと、連日のニュースをみるたびに不安になっていたので」と明かすと涙を流した。

　さらに、成島監督も「今日は半分くらいお客さんが来てくれればいいかなと正直思っていて、これがこんなに来てくれて…。横で栄子ちゃんがウルウルしてるので、僕もジーンときてしまいました」と語り、会場はしんみりムードに。

　このムードに大泉は、突然涙声で「ちょっとウルウルして…。今日は半分くらいしかこないと思って」と2人のコメントをなぞるように変更した上に、続けて「記者のみなさん、お願いがあります。さきほどの僕のマスクのくだりは絶対書かないでください。俺だけがまた最低なやつと思われてしまう、小池栄子の株が上がる」と訴えた。小池に対しては「お前ズルいな、そういうあいさつするなら裏でちゃんと言ってくれ」と注意したものの、逆に「全然涙流れてないんだけど」とツッコまれていた。

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