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ベッキー、イメージ覆す“復讐の鬼”熱演「普段できないことをやらせてもらった」

 三池崇史監督にとって初めてのラブストーリーで、俳優の窪田正孝が主演する映画『初恋』(28日公開)に出演するベッキー。恋人を殺され復讐の鬼となる女を、狂気に満ちた表情と振り切って怪演したその姿に迫る。

映画『初恋』よりベッキーの出演シーン(C)2020「初恋」製作委員会

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 物語の舞台は新宿歌舞伎町。天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田)は、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫し、さらには余命いくばくもない病に侵されていることを知る。そんな中、男に追われる少女・モニカ(小西桜子)に出くわす。ヤクザとチャイニーズマフィア、悪徳刑事らも登場し、ならず者の争いに2人が巻き込まれていく。

 ベッキー演じるジュリは、組の資金源である“ブツ”をめぐり、半グレ上がりの恋人・ヤス(三浦貴大)が殺されてしまう。新宿・歌舞伎町で行われた撮影では、雄叫びを上げ、血を流しながら裸足で走る“復讐の鬼”を熱演。目撃した人のSNSでは「撮影だといいな…」と心配する声も上がっていた。

 激しいアクションシーンも、自ら望んでほぼ自力でやり遂げたベッキー。「私もリアルを求める人間なので、画面に映る限りは、できるだけ自分でやりたい気持ちがあるんです。人を殴ったり叫んだり怒ったり、普段はできないことをやらせてもらえたので、ありがたいし楽しかったです」と撮影を振り返る。

 メガホンをとった三池監督は「ベッキーがやらなかったら、この役はあそこまで弾けなかった」と絶賛の言葉を贈る。去年11月に第1子妊娠を公表したベッキー。恋人を奪われた悲しみを憎悪に昇華させ、髪を振り乱し、敵意むき出しにバールを振り回す新境地を切り開いた彼女の演技にも注目したい。

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