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浜辺美波&安田顕 好みは違っても「作品が良ければすべて良し」

 “トリックの名手”と称される大山誠一郎氏の小説を原作とする、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』(2月1日スタート、毎週土曜 後11:15〜)。1回5000円で“アリバイ崩しを承る”名探偵・美谷時乃(みたに・ときの)役で浜辺美波、時乃にこっそり捜査情報を流してアリバイ崩しを依頼する“左遷された”警察キャリア(管理官)・察時美幸(さじ・よしゆき)役で安田顕が出演する。

テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』(2月1日スタート)浜辺美波と安田顕、新しい凸凹バディーが誕生 (C)ORICON NewS inc.

テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』(2月1日スタート)浜辺美波と安田顕、新しい凸凹バディーが誕生 (C)ORICON NewS inc.

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【安田】浜辺さんとは初共演。しかも、バディを組む重要なポジションをいただき、好かれたいじゃないけど、嫌われたくないな、と思っていました。撮影現場では、なるべくコミュニケーションをとろうと考えていました。

【浜辺】私は初対面の、特に先輩の俳優さんを前にすると、どうしても恐い人だったらどうしよう、と思ってしまうんです。ドキドキしながら安田さんとお会いしたら、onちゃん(北海道テレビ放送のマスコットキャラクター)の“中の人”をやっていたことがあるということを教えていただいて、「えっ?」というところから、警戒心が溶けていきました。すごくやさしくて、ユーモアがあって、面倒みが良い方で、楽しく撮影できています。撮影中にもっと安田さんのことを知りたいと思っています。

【安田】天然なところがあっても、あたたかく拾っていただけたらと思います(笑)。浜辺さんもすごく素敵です。いい意味でギャップがあって、言葉のチョイスがただかわいいだけじゃなくて、ユーモアがある。ふとした瞬間に、彼女の素敵な一面が見られるんですよ。例えば、(制作発表会見で)遊園地の観覧車をバックにフォトセッションをしている時、一般の方が通りかかったら、「どうぞ、お通りください」ってスタッフが促すんですけど、その時、浜辺さんも「すみません、ご迷惑おかけしております」って言ってたの。そういうことが、自然とできるところが一番素敵だなと思います。

【浜辺】ありがとうございます。

 共演者同士、「なるべくコミュニケーションをとろう」ということで、捜査一課の刑事・渡海雄馬役の成田凌なども巻き込みつつ、撮影の合間にやっているのが「せーの」で好きなものを選ぶ遊び。

【浜辺】現場近くの食堂に行って、定食メニューが3種類あって、「せーの」で注文するものを指差したりするんですけど…

【安田】浜辺さんと僕が同じものを選んだことは、いまのところ1回もない。(笑)

【浜辺】時計屋さんで撮影していた時も、「好きな時計どれ?」を「せーの」で違うものを指差していましたね(笑)。好みは合わないですよね(笑)。

 浜辺は、主演映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)のヒット以降、CMやドラマ、映画に引っ張りだこ。本作でテレビ朝日の連続ドラマに初主演するほか、公開中の映画『屍人荘の殺人』、さらに、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月公開予定)、『約束のネバーランド』(2020年公開予定)が控えるなど、破竹の勢いで活躍中。そして、8月29日の誕生日で20歳になる。

【安田】2020年に20歳。数字の並びがいいから、東京2020オリンピックの聖火ランナーでもやったらいいのにって話をしていたんですよね。もっといろんなところでアピールしたら?

【浜辺】聖火ランナーやりたいですね。私、足首、やわらかいので。

【安田】ほら、そういうところ。足首やわらかいって、言葉のチョイスが独特でしょう。

【浜辺】20歳なったら、社会的責任は自分で負うことになるというか、自分で責任を取れるようになるということでもあるので、自分の責任でネコを飼いたいんです。仕事で家を空けないといけない時に預かってもらえる体制を整えて、いろんな人を巻き込んで飼いたいと思っています。

 安田に20歳の頃のことを聞いてみると…

【安田】僕が20歳の頃は、大学生で親のすねをかじっていましたね。でも、僕は僕の時代で、普通に20歳を迎えられたことを良かったと思っています。

 年の差もあり好みも違う浜辺と安田だが、本作でどんなコンビネーションを見せてくれるのか。

【安田】第1話の完パケを観たんですが、すごくいいです。浜辺さん演じる時乃が素敵だなって、素直に思えた。作品が良ければすべてよし。まだ撮影が続きますので、引き続きがんばりたいな、と思います。見どころとしては、毎回、最後には謎が解けます。(笑)

【浜辺】そうですね。しかも、時乃が解き明かす謎がけっこう突拍子もない。「時を戻すことができました。アリバイは、崩れました」の決めぜりふの後に、「えー、そっち?」みたいな想像の斜め上をいくトリックが明らかになります。1話完結で、観やすいと思うので、謎解きを楽しんでいただけたらうれしいです。

■第1話 あらすじ

 都心から離れた那野県のある商店街で、亡くなった祖父から受け継いだ時計店を一人で切り盛りする若き店主・美谷時乃(浜辺美波)。時乃は時計修理の傍ら、1回5000円の成功報酬で、時間や事件に関わる“アリバイ崩し”を始めようとしていた。

 そんな時乃はある日、時期はずれの異動で県警捜査一課に赴任してきた管理官・察時美幸(安田顕)と出会うが、その矢先、二人の目の前で男が車にはねられる事故に遭遇してしまう。男は、駆け寄った二人に「さっき、マンションで人を殺した」とつぶやき、そのまま意識不明に…。

 男は、有名な推理作家・奥山新一郎(丸山智己)だった。奥山の言うマンションに向かった察時は、刑事・渡海雄馬(成田凌)、係長・牧村匠(勝村政信)、検視官・樋口秀人(柄本時生)らと合流。するとそこには、奥山の証言通りに中島香澄(森矢カンナ)の遺体が…。しかし調べを進めるうち、時乃らの目の前で事故に遭った奥山には犯行不可能、鉄壁のアリバイがあることが判明する。

 奮闘むなしく難事件を解決できないままの察時は、こっそり、時乃に“アリバイ崩し”を依頼することに。果たして二人は、この難事件を解決に導くことができるのか…!?

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  • テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』(2月1日スタート)浜辺美波と安田顕、新しい凸凹バディーが誕生 (C)ORICON NewS inc.
  • 土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』第1話(2月1日放送)より(C)テレビ朝日
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  • 土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』第1話(2月1日放送)より(C)テレビ朝日
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