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竹内涼真もびっくり『テセウスの船』 原作者「真犯人は原作と違う」と明かす

 俳優の竹内涼真が29日、都内で開催された自身が主演するTBS系日曜劇場『テセウスの船』(毎週日曜 後9:00)の犯人考察大会に出席した。催しの最中、原作者の東元俊哉氏から届いた手紙が紹介され、そこには、主演・竹内への労いの言葉とともに「ドラマは原作と犯人が違うと聞いています」という衝撃の情報がもたらされた。竹内も知らされていなかったようで「初めて知りました。原作は読んでいますが、ドラマの台本には原作にない展開もあったので、どうなるのかなと思っていたんですが…」と驚いていた。

日曜劇場『テセウスの船』犯人考察大会に参加した主演の竹内涼真(前列右)と、赤ペン瀧川(前列左)、ガル探偵学校の生徒と講師、ドラマ公式SNSのフォロワーの皆さん(後方)(C)TBS

日曜劇場『テセウスの船』犯人考察大会に参加した主演の竹内涼真(前列右)と、赤ペン瀧川(前列左)、ガル探偵学校の生徒と講師、ドラマ公式SNSのフォロワーの皆さん(後方)(C)TBS

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 同ドラマは、『モーニング』(講談社)で連載されていた同名漫画が原作。平成元年に警察官の父親が起こした殺人事件により世間からずっと後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきた主人公・田村心(竹内)が、あるきっかけでその事件当時にタイムスリップ。事件が起こる前の平成元年で、父・佐野文吾(鈴木亮平)とともに事件の真相を追う本格ミステリー。

 先週放送された第2話のラストで、真犯人候補の筆頭と目されていた長谷川翼(竜星涼)が死亡。真犯人探しは振り出しに戻った。すべての登場人物が怪しく、ドラマを見た視聴者の間で犯人考察が始まるなど、物語の真相に注目が集まっている。

 今回の考察大会は、これまで8000人以上の探偵を輩出した「ガル探偵学校」の生徒と講師を務める現役の探偵という推理のプロを集めて行われた。彼らは職務柄、素顔を明らかにできないため、全員マスクとサングラスを着用という異様な光景に。そんな参加者を目にして竹内は「皆さんマスクとサングラス姿で、雰囲気が怖すぎる!(笑)」とたじろぐ一幕もあったが、「プロの皆さんの考察が聞けるということで駆けつけました。どんな考察をされるのか大変気になっています」と興味を示した。

 ドラマプレゼンターとして映画コメンテーターの赤ペン瀧川が、ドラマに登場する人物たちの「怪しすぎる行動」を得意の3分間プレゼンで披露し、改めてすべての登場人物に犯人の可能性があると確認したところで、会場に集まった探偵たちが犯人と思った人物がランキング形式で発表された。

 1位になったのは、小学校教師の木村さつき(麻生祐未)と、謎の車椅子の男(安藤政信)。さらには、心の母・佐野和子(榮倉奈々)や、心の妻・由紀(上野樹里)といった答えも。「犯人が打ち込んでいると思われるワープロにあった“超能力”という言葉は、雪崩の場面に遭遇したさつき先生しか知りえない」「2話で登場した犯人の目はまつげが長いので女性」「文吾の自宅に証拠を隠せるのは家族である和子のみ」など、探偵ならではの鋭い視点で繰り広げられる考察の数々に、竹内は「なるほど…」とうなずくばかり。

 中には、「2話で死んだ長谷川翼が実は死んでいない」という驚きの考察も飛び出すなど、プロの探偵をもってしても真犯人が絞り込めず、3話以降の展開に期待が高まった。2月2日放送の第3話について「本当に前半戦のピークだと思う」と話した竹内は、「せっかく皆さんとこういったイベントで考察ができたので、これからの放送でも心と一緒に犯人を考えながら最後まで応援していただけたらと思います」と締めくくり、イベントは盛況のうちに終了した。

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