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清原果耶、18歳の誕生日に初主演映画発表 原作者「透けるようなたたずまい」と絶賛

 女優の清原果耶が、18歳の誕生日を迎えたきょう30日に映画初主演を務めることが発表になった。野中ともそ氏の小説『宇宙でいちばんあかるい屋根』を映画化したもので、清原はひと夏の大切な何かを探す、女子中学生の大石つばめを演じる。メガホンをとるのは『デイアンドナイト』(19年)で清原とタッグを組み、『新聞記者』などを手掛けた藤井道人監督。公開は2020年秋。

『宇宙でいちばんあかるい屋根』で映画初主演を務める清原果耶 (C)2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会

『宇宙でいちばんあかるい屋根』で映画初主演を務める清原果耶 (C)2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会

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 物語の主人公・つばめは、実父と血の繋がりのない母との間に子どもが産まれることで感じる疎外感、実母への思い、幼なじみへの恋心など複雑な感情を抱く女子中学生。

 ある日、ド派手な身なりで、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”と出会ったつばめ。いつしか、2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。恋に家族に悩みを抱えた14歳の女の子と星ばあによるひと夏の青春が紡がれ、最後には星ばあの正体も明かされる。

 15年の朝ドラ『あさが来た』で女優デビューし、『3月のライオン』『ちはやふる-結び-』など人気映画にも出演。19年は『なつぞら』『俺の話は長い』などに出演し、『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務める清原。

 「現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした」と振り返り「まだ完成したものを見ていないので、どうなっているのだろうとふつふつ考える日々ですが撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を見てくださる皆さまにも伝わると良いなと思います」と話している。

 藤井監督は「『デイアンドナイト』で素晴らしい演技を見せてくれた清原果耶さんと再び映画を撮れたこと、清原さんの初主演映画を監督出来たことをとても光栄に思っています」と再タッグを喜ぶ。野中氏は「まっすぐまなざしに揺れる感情が透けるような清原さんのたたずまいに『ああ、つばめがいる!』」と感動の様子。前田浩子プロデューサーも「清原果耶さんがその圧倒的な存在感で主人公つばめを生きてくれて、本作は誕生しました」と絶賛のコメントを寄せている。

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