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横浜流星、連ドラ初主演にも冷静「こんなに早いタイミングで」 大躍進の1年経て心境語る

 先日発表されたORICON NEWSによる毎年恒例『2019年 ブレイク俳優ランキング』で堂々の年間首位を獲得した俳優・横浜流星(23)。昨年1月期のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)で“ゆりゆり”こと由利匡平を演じると瞬く間に大ブレイク。12日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(毎週日曜 後10:30)では女優・清野菜名(25)とW主演を飾る。連ドラ初主演にも「まだ早いんじゃないか」と控えめな本音をのぞかせる横浜が大躍進した2019年と、これからの1年にかける想いを語った。

新日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で清野菜名とW主演を務める横浜流星 (C)読売テレビ

新日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で清野菜名とW主演を務める横浜流星 (C)読売テレビ

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 横浜といえば『はじこい』でのブレイク以降も視聴者による“考察”合戦が大変な盛り上がりとなった4月・7月期ドラマ『あなたの番です −反撃編−』(日本テレビ系)で後半のキーマンとなる大学生役、10月期ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)では4きょうだいの末っ子役と多彩な役柄にチャレンジ。端正な顔立ちと空手で鍛えた筋肉美や肉体派な一面とのギャップでファンを急増させた。そんな2019年は彼にとって「ほとんど、すべてが学びで挑戦だった」という。

 「お芝居に正解はないですけど、自分は『まだまだだな』と思っています。それこそ今までは同世代との共演が多かったのですが今年は先輩方の共演が多く学ぶことが多く、同時に自分の引き出しの少なさを痛感しました。もっと先輩方と学んで吸収して実力をつけていきたい」と静かながらも熱い闘志を燃やす。

 例えば、「先輩方と一緒に芝居をやると、自分一人で台本を読んで感じていた『こういう風に来るだろうな』という予想が全部違ったんです。その時はすごいな、自分もまだまだだな。ここは吸収できるなという場所でした」と実感。「やっぱり『あな番』は大きかった。(田中)圭さんの立ち振舞はもちろん、芝居への向き合い方など学ぶことも多かった。『はじこい』でも中村倫也さん、永山絢斗さん、2人とも芝居へのアプローチが違くて勉強になりました。恵まれた1年になりました」と尊敬の想いを感じさせた。

 ドラマのほかにも映画では主演を務めた『愛唄 −約束のナクヒト−』『チア男子!!』『いなくなれ、群青』ほか計4本公開、CMも5本とまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。一方で初の連ドラ主演には「もちろん目標のひとつではあったけど、まだ早いんじゃないかというのはありました(笑)。僕はまだまだ未熟者なのでもっと経験して、ようやくみなさんに認めてもらえたときに自分の気持ちがもよしってなったときに、主演の話が来るかと思ったので」と素直な感想を明かす。「こんなに早いタイミングで、という不安はありますけど楽しみながらやろうという気持ちです」と覚悟を決めた。

 現在、撮影中の『シロクロ』では、大学で精神医学を学びながらメンタリストとして活動する一方、囲碁棋士のレン(清野)を操って世の中のグレーゾーンにシロクロつける謎の存在・“ミスパンダ”に仕立て上げる“飼育員さん”こと森島直輝をミステリアスに演じている。手探りながらも「父の復讐のために手段を選ばない、人によって表情を使い分けるので、そこは先輩たちの演技を見て、学んだことをいっぱい使えるな、と思いました。普段は人当たりの良い、優しい男だけど“飼育員さん”の時はすごくクール。またいろいろな表情を魅せられたらいいな」。

 そんななかで“座長”として意識しているのは「清野さんがいてこその僕なので、みんながやりやすい空気ができたら。前にいくより支える立場を心がけています」と、もう一人の主役である清野をサポートすること。それは「圭さんとかは、自分よりも周りをすごくみていて、自分がどうこうとかではなく、やりやすいように空気を作るのでそこは参考にしています」と『あな番』で田中の座長としての背中を見て学んだ部分でもある。

 俳優としてたくさんの学びを得た1年からさらなる飛躍が期待される2020年。「目の前にあることをやる。というのはずっとやってきていることなので、それ自体は変わらないのですが、主演という立場をいただいて、より責任感が強くなりました」とまっすぐな眼差し。「まずはこの作品がたくさんの人に観ていただき、ずっとみんなの心に残るような作品になるように責任をもって頑張りたい。今年は新しいスタートだと思っているのでしっかりと芝居の実力をつけて、応援してくださる方、これから知ってくださる方に、いい作品を届けたいです。そしてこれからもどんな役にでも挑戦したいです」。

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