女優の松たか子（42）、広瀬すず（21）、森七菜（18）が19日、都内で行われた映画『ラストレター』（来年1月17日公開）完成披露舞台あいさつに登場した。松が演じる役の高校時代を演じるということで役作りの仕方を聞かれた森は「実はテレビやドラマとかを見ながら、松さんのしゃべり方、仕草を研究しました」と明かし驚かせた。

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　続けて「説明できないのですが、表情とか笑い方が少し特徴が…」と明かすと、松自身は「えっ？」と言わんばかりに苦笑いすると「ねっ、今のような」とニヤリ。「なかなか掴むことがなくて、（各ドラマ作品を見て）松さんは同じ方なのに全然違う特徴だったりする。な掴めているのか今でもわからない。難しかったです」と伝えた。

　研究された松は「本当に彼女の貴重な時間を私の観察にあてていただき、ありがとうございました」と照れ臭そうに感謝しつつ「個人的に知りたいです…」と自身にどんな特徴があるのか興味津々だった。

　本作は、『スワロウテイル』（1996年）や『花とアリス』（2004年）などで知られる岩井俊二監督のオリジナル作品。岩井監督が初めて故郷・宮城を舞台に選び、自身の原体験を詰め込んだ集大成としてメガホンをとり、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリー。自身初の長編映画『Love Letter』（95年）を感じさせる世界観ながら、新しいエンターテインメントとなっている。