作家の東野圭吾氏(61)が、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を顕彰する『第1回 野間出版文化賞』を受賞し17日、都内で行われた贈呈式に出席した。 東野氏は「加賀恭一郎シリーズをはじめ数々の作品群は、日本のみならず世界、とくに中国でも多くの読者を獲得し、出版文化への貢献度が高い」との理由から受賞。スピーチでは「自分の話をすると長くなるので、未来のことを話したいと思います」と切り出すと「子どもの頃、21世紀に自分が何歳になるのかなと考えたら、43歳だとわかって、ずいぶんおじさんだなと思ったのですが、それから18年経って、今61歳ですが、振り返ってみると、43歳若かったなと思います」と笑わせた。
2019/12/17