女優の波瑠が主演するTBS系連続ドラマ『G線上のあなたと私』（毎週火曜　後10：00）17日放送の最終回を前に、このほどメインキャストを演じる波瑠、中川大志、松下由樹がクランクアップを迎えた。約3ヶ月半の撮影は“定番”となったカラオケシーンで終了。劇中では“バイオリン三銃士”として世代を超えた絆が芽生えた3人。リハーサルからアドリブが飛び出すなど和やかな雰囲気のまま最後のシーンのチェックを終え、スタッフからのクランクアップの花束を渡されると、中川は思わず目に涙を浮かべ、その様子を見た波瑠と松下が笑顔で見守る一幕もみられた。

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　同ドラマは恋愛ドラマの名手・いくえみ綾氏の原作漫画をドラマ化。大人のバイオリン教室を舞台に悩める大人たちにエールを贈る、世代を超えた友情、そしてちょっぴり切ない恋の物語を描く。波瑠演じる小暮也映子と、中川演じる加瀬理人とのもどかしい恋愛模様と、それを見守る松下演じる主婦の北河幸恵が共感を呼んでいる。

　松下は「本当に楽しい現場で、自由にお芝居をさせていただきました。スタッフの愛情と、初共演とは思えない二人の自然体な姿がすごく居心地のいい撮影でした」と語り、ドラマ内のセリフにちなんで「波瑠ちゃん、中川くん、仲良くしてくれてありがとう！」と笑顔でコメント。

　続いて中川は、「スタッフの皆様に支えられました。台本を読めば読むほど、自分に似ていると感じていて、本当に理人を演じられてよかったです。也映子さんと幸恵さんが、波瑠さんと松下さんで本当に、本当に、よかったです。先輩二人にたくさん引っ張っていただき、学ぶことばかりでした！　お疲れ様でした！」と感謝を込めた。

　最後に、波瑠は「思い返すとあっという間で、まだ暑かったクランクインから季節も変わって、すごく時間を積み重ねてきていたなと感じています。このドラマに出ていなければバイオリンにも触れてなかったと思いますし、このスタッフの皆さんとバイオリン三銃士の理人くんと幸恵さんに出会うことでたくさんすてきな思い出を作らせていただいて、也映子として一緒に時間を共有できて、私自身もとても也映子を愛することができました。大変なこともありましたが、無事に終わってよかったです」と安堵。「本当にありがとうございました！」と締めくくった。
　
　第９話でついにお互いの気持ちを伝え、付き合うことになった也映子（波瑠）と理人（中川大志）だったが、也映子が歳の差から二人の関係に不安を感じ「保留」になっている状況。一方、家出した幸恵（松下由樹）はどうなるのか…3人が迎える結末に注目だ。