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『ブラック・ウィドウ』映像初解禁 “家族の再会”シーンも

 今年、世界歴代興行収入記録を塗り替え1位となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に続く、マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日、日米同日公開)の特報が世界同時解禁された。

マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日、日米同日公開)(C)2019 MARVEL

マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日、日米同日公開)(C)2019 MARVEL

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 ヒーロー集団アベンジャーズのメンバーとしても活躍する“ブラック・ウィドウ”こと、ナターシャ・ロマノフ(演:スカーレット・ヨハンソン)。万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のスパイ、超一流の暗殺者である彼女の過去と秘密が描かれる本作。

 『アイアンマン2』(10年)で映画作品への初登場以来、アベンジャーズの一員として『アベンジャーズ』(12年)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14年)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15年)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16年)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18年)、そして『エンドゲーム』と計7本の作品で、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、スパイダーマンらとともに活躍しながらも、ほかのアベンジャーズのメンバーとは違い、過去が語られる事がなかった。

 このたび公開された映像では、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』後からの時期を背景に、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの「私には何もなかった」という印象的なせりふで始まる。孤独な暗殺者だったブラック・ウィドウがアベンジャーズとしての使命にたどり着き、「いろいろあったけど、もう過去から逃げない」と、大きな争いの裏で自分自身と向き合う覚悟をしている姿を見ることができる。

 そして、ナターシャが「妹」と呼ぶ、彼女同等の戦闘能力を持つ初登場のエレーナ(演:ローレンス・ピュー)と、自分自身と戦っているような動きのシンクロ率で息つく暇もない鋭い格闘シーンが描かれたと思えば、原作コミックでは“ロシア”のキャプテン・アメリカと呼ばれるヒーローらしかぬぽっちゃりボティの父アレクセイ=レッド・ガーディアン(演:デヴィッド・ハーバー)、 母メリーナ(演:レイチェル・ワイズ)、そして妹エレーナが食卓を囲む、“家族の再会”シーンも登場。しかしその様子は感動の再会とは言いがたく、どこか不穏な空気を感じさせる。

  “美しき最強のスパイ” ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの謎に包まれた過去と秘密の一端が垣間見え、『エンドゲーム』で彼女を失ってしまったファンにとってもうれしい初解禁映像となっている。

 まだまだ謎が多い本作について、スカーレット・ヨハンソンは「この作品は私に”終わり”をもたらすために必要だった」と、語る。「私のキャラクターにはベールに包まれたところがありますが、(『ブラック・ウィドウ』で)彼女は過去と向き合い”自分を許し、自分を愛する”こと、そして家族を描いています。彼女は本当に重大な局面で自分自身と向き合っている。その全てを乗り越えて(観客が知っている)あのキャラクターになっていくの」と、描かれる物語に言及している。

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