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『鬼滅の刃』小説がレーベル史上最速で累計70万部突破 “ほのぼの”サイドストーリーも人気

 累計発行部数が2500万部を超える見込みとなった吾峠呼世晴氏原作の人気漫画『鬼滅の刃』の小説版2作『鬼滅の刃 しあわせの花』『鬼滅の刃 片羽の蝶』(ともに矢島綾/集英社・JUMPjBOOKS)が、累計部数70万部を突破したことが明らかになった。

『鬼滅の刃 片羽の蝶』書影 (C)吾峠呼世晴/集英社

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 「JUMPjBOOKS」レーベル史上最速の売れ行きで累計70万部を突破。「本編で描かれていないエピソードが、原作者のイラスト付きで読める」という点も人気の理由の一つ。特に『鬼滅の刃』は、コミックス最新刊やジャンプ本誌での展開がシリアスなこともあり、ほのぼのとしたエピソードのある小説版が『息抜きになる』といった感想も寄せられているという。

 『〜 しあわせの花』では、炭治郎たち立ち寄った村で婚礼に招待される。禰豆子と同じくらいの年である花嫁の艶姿を見て、炭治郎は妹の幸せを思う。その他、鬼殺隊の本編では語られなかった出来事が明らかに。我妻善逸がはじめて鬼を斬ったその日の出来事や、炭治郎、 善逸、 伊之助の『女難の相』とは。蝶屋敷の少女たち、 アオイとカナヲのひそやかな一日の出来事。そして大好評番外編「キメツ学園」のノベライズも収録されている。

 一方、『〜 片羽の蝶』では、鬼に両親を殺された幼いカナエとしのぶを助けた悲鳴嶼。 鬼殺隊に入り、両親の仇を討ちたいと熱望する2人に、親戚のもとで娘らしい暮らしを送ることこそが幸せだと諭すが、姉妹は頑として聞き入れない。根負けした悲鳴嶼は2人にある試練を与える…。

 他にも、蜜璃が恋心を封印してしまったり、お館様の命により柱全員で冨岡を笑わせようとしたり、不死川兄弟の絆の物語、さらには善逸と伊之助が宇髄との柱稽古で温泉探しに挑むなど盛りだくさんの内容となっている。

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  • 『鬼滅の刃 片羽の蝶』書影 (C)吾峠呼世晴/集英社
  • 『鬼滅の刃 片羽の蝶』柱たちが冨岡義勇を笑わせようと画策するシーン

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