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成田凌、初主演映画で主題歌打診も「ヘタで却下された」

 俳優の成田凌が2日、東京・日本外国特派員協会で行われた映画『カツベン!』(13日公開)の記者会見に、メガホンをとった周防正行監督と出席。本作の主題歌は大正7年に発表された“東京節”の歌詞を脚本の片島章三氏が“カツベン節”に書き換えて奥田民生が歌っているが、成田は「最初は僕に打診があったんですけど、ヘタすぎて却下になりました」と裏話を明かし、会場を笑いに包んでいた。

映画の裏話を明かして会場を笑いに包んでいた成田凌 (C)ORICON NewS inc.

映画の裏話を明かして会場を笑いに包んでいた成田凌 (C)ORICON NewS inc.

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 本作で映画初主演を務めた成田を抜てきした理由を聞かれた周防監督は「年をとると、若い役者さんを知らなくなってしまったので、若い俳優さんたちと面接をしたんです。成田さんを選んだ決定的な理由はタイプだったから。芝居が良いとか、声が良いとかそういうところではなく『こういう若者が好きだなあ』という決め方をしてしまいました」と回答。

 続けて「彼がすばらしい役を、演技をしてくれたのは、ひとつには本来もっている三枚目のようなキュートな部分を強く出せればキャラクターとして成立すると思ったんです。さらにしゃべりのテクニックを磨き上げてくれた。練習できる才能というのは見事です。彼が持っているものと、練習を一生懸命やってくれた成果だと思います」と絶賛した。

 同映画は、日本アカデミー賞で最優秀作品賞など13冠に輝いた『Shall we ダンス?』(1996年)や『それでもボクはやってない』(2007年)などを手がけた周防監督による活動弁士(通称:活弁)を夢見る青年を主人公にした、完全オリジナルストーリー。

 活弁の練習を7ヶ月間訓練したという成田は「毎日3時間、いまも活躍されている活動弁士の方に教えてもらっていました。脚本、役者、ナレーターを凝縮している職業で本当にすごいと思いました。撮影が終わったときは活弁を続けたいと行ったんですけど、あの訓練は大変だったので、最初で最後の活弁だと思います」と話していた。

関連写真

  • 映画の裏話を明かして会場を笑いに包んでいた成田凌 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カツベン!』の記者会見に出席した(左から)成田凌、周防正行監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カツベン!』の記者会見に出席した周防正行監督 (C)ORICON NewS inc.

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