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『同期のサクラ』満足度上昇傾向 社会人から共感と期待の声が多数

 主演・高畑充希と脚本家・遊川和彦氏のタッグによる『同期のサクラ』(日本テレビ系)が回を重ねるごとに好評の声が上がっている。視聴率は第4話で二桁に乗せているが、コンフィデンス誌のドラマ満足度調査「ドラマバリュー」でも初回63PT(100PT満点)から、第4話では79PTへと上昇させている。

『同期のサクラ』(C)日本テレビ

『同期のサクラ』(C)日本テレビ

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 17年7月期に好評を博した『過保護のカホコ』の制作チームが集結した本作は、2009年に花村建設に入社した新入社員の北野サクラ(高畑)と、新人研修で同じ班になった同期の百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)らの葛藤と成長を、1話で1年が進む構成で、現在までを描いていく。

 第1話は、意識がない状態のサクラが病院のベッドで横たわるシーンからスタート。その理由は明かされないまま、1話ごとに主人公となる同期の会社での物語が回想で描かれ、サクラとともに成長していく姿が映し出される。そんなドラマの骨格が明らかになると、ドラマバリューでは第2話で67PTに上昇し、第3話も同ポイントをキープ。第4話で80PT直前まで一気に数字を伸ばした。

 遊川氏の前作『ハケン占い師アタル』と同じく、毎話1人をフィーチャーしていく形式だが、異なるのは次の回では1年が経過しており、周囲も含めたそれぞれの微妙な変化が映し出されていること。そんな巧妙な仕掛けも視聴者を引き付けているようだ。

 本作に対して、視聴者からはさまざまな視点の声が寄せられている。「サクラの他の人を思う優しさがすごい。誰かが毎回さくらに心動かされるところがいい」(女性10代/茨城)「1年を1話でというスピード感で進む物語がほかにはなくておもしろい」(女性20代/埼玉)、「毎回、笑って泣けるところがあって、主人公が同期と心を通わせていく過程で、静かにジーンとくる」(女性40代/千葉)、「感情の変化が急な気もするけど、毎回最後に前向きになって仕事に立ち向かえるようになるところに感動してしまう」(女性20代/千葉)など、キャラクターやストーリーに心を動かされるという評価の声が多い。

 そのほか、社会人からは「主人公のキャラクターに、現代の空気を読めない人がダブってリアリティがある」(男性50代/北海道)、「自分も社会人1年目なので応援したくなる。サクラのこの先が気になる」(女性20代/東京)、「働き始めたばかりの若い世代にも同じような感動が伝わっていればいいと願っている」(男性50代/東京)、「少し暗い印象だけど、がんばっても報われないけどそれでも進む過程が丁寧に描かれているところがすごくよかった」(女性20代/神奈川)など仕事への姿勢を通した共感や、現実との比較によって思いを馳せることがある部分などが、評価ポイントとして挙げられている。

 本作は、気楽に観られるドラマではないかもしれない。しかし、現実社会に即した厳しさ、つらさがしっかりと描かれていることが、視聴者が身につまされながらも身近に感じられる部分となり、リアルとは異なるかもしれないが、話がポジティブな方向に向かえば、そこに幸福感を得られるのだろう。どちらかというと重いドラマではあるが、若い世代から年配層まで幅広い視聴者を引き付ける、今期の注目作の1つとなっている。

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提供元:CONFIDENCE

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