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深夜ドラマ放送開始から10年 『深夜食堂』“めしや”がNetflixで再び開店

 Netflixオリジナルシリーズ『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』が10月31日(木)よりNetflixで世界同時配信される。深夜ドラマとしてスタートしてから10年。回を重ねるごとに反響を呼び、今やその人気は日本のみならず、リメイク版が製作された中国、韓国などのアジアを中心に広がり、世界中の人々のお腹と心を満たしてきた。ドラマシリーズ第5弾の配信に先駆け、10年目を迎えても変わらぬマスター(小林薫)の姿に安心感が漂うキーアートと予告編が解禁された。警官の小暮役のオダギリジョーなどからコメントも届いている。

Netflixオリジナルシリーズ『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』10月31日より世界同時配信

Netflixオリジナルシリーズ『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』10月31日より世界同時配信

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 原作は、第55回小学館漫画賞、第39回日本漫画家協会賞大賞を受賞した、安倍夜郎氏の同名漫画(小学館「ビッグコミックオリジナル」にて連載中)。記念すべき10年目を迎える今シーズンは、原作コミックの人気エピソードにオリジナルエピソードを交え全10話で構成される。

 前シーズンの韓国での撮影に続き、今シーズンでは台湾ロケを敢行。海外からのスペシャルゲストとして『台北の朝、僕は恋をする』などに出演する俳優、ジョセフ・チャンが登場し、オダギリとともに、異国の地でもドラマを繰り広げる。

 予告編は、本シリーズのために撮影された”いま”の東京の街並みから始まる。人が行き交う繁華街の路地裏にひっそりと佇む「めしや」。忠さん(不破万作)や小寿々(綾田俊樹)、竜(松重豊)ら常連に囲まれながら”できるもんなら作るよ”と料理を振舞うマスターのもとには、今宵も、ワケアリな人々が訪れる。

 母に捨てられた男・赤井(仲村トオル)や、旧友の樺山(勝地涼)と再会した橘(永山絢斗)、自信が持てない台湾の映画監督リー(ジョセフ・チャン)らが登場。マスターや警官の小暮、常連客たちに見守られながら、さまざまな背景を持つ彼らの人間模様が描かれ絶妙に交差する。

 そして、チキンライス、きつねうどん、グラタン、そば、小梅のおにぎり、たらこのお茶漬けなど、お腹と心を満たしていくマスターの料理が映し出され、思わずお腹が鳴ってしまうような映像となっている。

 「甘い卵焼き」の回では、オダギリとジョセフ・チャンが共演。お互いの印象について「とても真面目で、誠実な人」と同じ回答をするなど、息もぴったりだったそう。そして常連客・小寿々(綾田俊樹)の驚きの過去が明かされるドラマオリジナルエピソードとなっている。

 フードスタイリストの飯島奈美が作るチキンライスやささみチーズかつ、焼きそばパンなど、バラエティーに富んだメニューが食欲をそそると共に、その料理に見え隠れする人生模様に期待が高まる。

■オダギリジョー(小暮/カタギリ役)

 いやぁ、もう10年になるんですね。それだけ愛された作品に参加できて、本当にうれしく思います。今回は台湾での撮影があり、僕も台湾なまりの中国語のせりふに挑戦する事になりました。約1ヶ月みっちりトレーニングした成果が出ていれば良いのですが。ジョセフさんは物静かで穏やかで、芝居に誠実な方でした。

■ジョセフ・チャン(リー役)

 以前から「深夜食堂」がとても好きでした。「深夜食堂」は、今の社会にとても求められているストーリーだと思います。それぞれの短いエピソードが、“疎外されたと感じることの多い世界”にも暖かさがあると感じさせてくれます。作品に参加して、その暖かさを私も経験することができました。日本語での演技にはとても緊張しましたが、監督、共演者、スタッフ皆さんの自由な制作に支えられ、現場を家族のように感じました。

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関連写真

  • Netflixオリジナルシリーズ『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』10月31日より世界同時配信
  • 台湾ロケに参加した(左から)オダギリジョー、ジョセフ・チャン、松岡錠司監督

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