NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺（ばなし）〜』（毎週日曜　後8：00　総合ほか）。きょう29日放送の第37回から再登場する平沢和重役の星野源がコメントを寄せた。

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　平沢は第1回で、1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチするシーンに登場したのみ。第37回では、エジプトでのIOC総会に参加した嘉納治五郎（役所広司）が帰国の船で外交官の平沢と出会ったエピソードが描かれる。

■星野源のコメント

　嘉納治五郎を演じる役所さんの収録も終盤だったので、送り出すムードが現場にありました。治五郎さんは初回からほぼ毎回出られていて、撮影期間も長い。スタッフの皆さんもそうですし、ご本人にも「終わるな」という感じがあって、その空気が大河ならではというか、1年間の重みを感じました。

　平沢は何も知らずにたまたま治五郎さんに出会っただけなんですけれど、「面白いことをやるんだ」という感じが真に迫るものがあって。思いを託されたというか、後に平沢さんがなぜ招致のスピーチ（第1回で登場）を引き受けたのかという理由が分かった気がします。