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ブシロード、劇団飛行船と業務提携 木谷高明氏「新しいエンタメを作り出したい」

 カードゲーム、アニメ、ゲーム、イベントなど、多角的展開で売上を伸ばしているブシロードは9月30日、マスクプレイミュージカル(ぬいぐるみ舞台劇)などの舞台領域で50年以上にわたり上演を行っている劇団飛行船と資本業務提携を結んだことを発表した。

(左から)木谷高明氏、大場隆志氏、相羽あいな (C)ORICON NewS inc.

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 ブシロードの木谷高明氏は「デジタル化が進んでいる世の中で、デジタルが進めば進むほど、アナログの価値が上がっている」と分析。続けて「舞台は距離が近く、役者の熱量もダイレクトで伝わってくる。舞台を原作とした新しいコンテンツの立ち上げも積極的にやっていきたい」とさらなる事業展開を見据えている。さらにデジタルコンテンツの制作費が高騰していることにも触れ「気合いの入った30分のアニメを作るのはコストが高い状況になっている。アナログを使って、コンテンツを作ったり継続させたり発展させていきたい」と今回の業務提携に至った理由を説明した。

 続けて、ファミリー層や子ども向けの舞台が多い同劇団との業務提携に関して木谷氏は「企画に関しては話し合っているところです。無理矢理に融合させる気はなく、いまやられているところに当社が協力することによって伸びるところがあると思う」と話した。

 この日は、舞台発のコンテンツでアニメやスマホゲームにも展開されている『少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト』に出演している声優の相羽あいなも出席。同劇団では着ぐるみも頻ぱんに登場することから、相羽は「保育園で働いていたので、子どもが好きですし憧れなんですよ。着ぐるみをきての舞台は新しい舞台を表現できる」と期待を込めた。

 木谷氏は同作が「男子が舞台をあまり観ない常識を壊してくれた」とし「新しいエンタメを作り出していきたい」と業務提携を機としたさらなる発展に気合い。劇団飛行船の大場隆志代表取締役社長は「ブシロードのIP(知的財産)と我々の技術的ノウハウを駆使して新しい舞台を提供していきたい」と話していた。

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  • (左から)木谷高明氏、大場隆志氏、相羽あいな (C)ORICON NewS inc.
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