女優の井上真央が2日、都内のスタジオで撮影中のNHK土曜ドラマ『少年寅次郎』(10月19日スタート、毎週土曜 後9:00〜9:49、全5回)について取材に応じた。撮影はすでに終盤にさしかかっており、「いち寅さんファンとして毎日が楽しくて、終わってしまうのが寂しい」と、“寅さんワールド”の居心地の良さに目を細めていた。
同ドラマは、国民的映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の生みの親である山田洋次監督が描いた寅さんの少年時代を、岡田惠和氏の脚本で実写化。寅次郎出生の秘密から、戦争をはさんだ悪ガキ時代、そして最愛の妹さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つ14歳までの物語。
お正月、映画館に『男はつらいよ』を観に行っていたという井上は、「大好きな作品の一つでしたし、だんご屋“くるまや”のセットを見たときに、こんな風に寅さんの世界にかかわれるんだと思ったら、感動した」と、美術スタッフ渾身のセットに心が躍ったという。さらに、映画と同様に団子作りの監修を務める柴又の高木屋老舗の主人から寅次郎を演じた渥美清さんの思い出話を聞く貴重な経験も。
「寅さんをはじめ、おなじみの皆さんが出てくる。きっと寅さんは子どもの頃からこうだったんだろうな、というイメージを膨らませながら演じている」といい、寅次郎役の子役は、成長段階に合わせて変わっていくが、「最初の寅ちゃんが本当にやんちゃで。みんながお父さん、お母さん気分になって、しかったり、ほめたり、おやつを与えたり、子育てって大変だね、と言いながら撮影していました」と、ひときわ印象に残っているという。
さらに、成長した寅次郎にはすでに“振られ体質”の片鱗が見られたり、「倍賞(千恵子)さんの子どもの頃はこんな顔だったんじゃないかな、と思うくらいそっくり」な子役がさくらを演じていたり、「寅さんファンにはたまらないと思う」とアピールした。
一方、『男はつらいよ』になじみの薄い視聴者にも「戦前戦中戦後の時代を生きた人たちの姿が生き生きと描かれている作品。思いやりや寛容さっていいな、人にとって大切なことってこういうことだよな、と思ってもらえるものになっている」と、自信をのぞかせていた。
同ドラマは、国民的映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の生みの親である山田洋次監督が描いた寅さんの少年時代を、岡田惠和氏の脚本で実写化。寅次郎出生の秘密から、戦争をはさんだ悪ガキ時代、そして最愛の妹さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つ14歳までの物語。
お正月、映画館に『男はつらいよ』を観に行っていたという井上は、「大好きな作品の一つでしたし、だんご屋“くるまや”のセットを見たときに、こんな風に寅さんの世界にかかわれるんだと思ったら、感動した」と、美術スタッフ渾身のセットに心が躍ったという。さらに、映画と同様に団子作りの監修を務める柴又の高木屋老舗の主人から寅次郎を演じた渥美清さんの思い出話を聞く貴重な経験も。
「寅さんをはじめ、おなじみの皆さんが出てくる。きっと寅さんは子どもの頃からこうだったんだろうな、というイメージを膨らませながら演じている」といい、寅次郎役の子役は、成長段階に合わせて変わっていくが、「最初の寅ちゃんが本当にやんちゃで。みんながお父さん、お母さん気分になって、しかったり、ほめたり、おやつを与えたり、子育てって大変だね、と言いながら撮影していました」と、ひときわ印象に残っているという。
さらに、成長した寅次郎にはすでに“振られ体質”の片鱗が見られたり、「倍賞(千恵子)さんの子どもの頃はこんな顔だったんじゃないかな、と思うくらいそっくり」な子役がさくらを演じていたり、「寅さんファンにはたまらないと思う」とアピールした。
一方、『男はつらいよ』になじみの薄い視聴者にも「戦前戦中戦後の時代を生きた人たちの姿が生き生きと描かれている作品。思いやりや寛容さっていいな、人にとって大切なことってこういうことだよな、と思ってもらえるものになっている」と、自信をのぞかせていた。
コメントする・見る
2019/09/02