俳優の鈴木福(15)が11日、都内で行われた映画『風をつかまえた少年』(8月2日公開)のトークショーに出席した。
同作の舞台は、大きな干ばつが襲ったアフリカの最貧国・マラウイ。飢饉(ききん)による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバ氏が、図書館で出会った1冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた実話を映画化した人間ドラマ。
イベントには、原作者のウィリアム氏も登壇。ひと足早く作品を鑑賞した鈴木は「飢餓に苦しみながらも『地元を守りたい』という気持ちから、みんなが協力すれば、何でもできるということに驚いているし、尊敬しました。日本だと不自由なく学校にも行けるけど、世界だと学校に行けず学べない子もいる。それを僕と同い年くらいの子が自分でやりたいという気持ちから世界を変える。本当に格好いいことだと思います」と尊敬の眼差しを向けた。
鈴木と同年代の時期に偉業を成し遂げたウィリアム氏。鈴木から「一番、大変だったことは何ですか?」と問われると「風車の材料探しですね。そもそもお金がなく、手にした本にも何が必要なのかは書いていなかった。それでもイマジネーションを駆使して、ガラクタや廃品を見つけて作っていきました。周りからは『変になった』と言われることもありましたね」と振り返っていた。
今作を通じて大きな刺激を受けたと話した鈴木は「僕は今、家族や親戚と和楽器の琴や尺八にチャレンジしている。ウィリアムさんがマラウイを大事にしたように、僕も日本文化を大切にしていきたい」と言葉に力を込めていた。
同作の舞台は、大きな干ばつが襲ったアフリカの最貧国・マラウイ。飢饉(ききん)による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバ氏が、図書館で出会った1冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた実話を映画化した人間ドラマ。
イベントには、原作者のウィリアム氏も登壇。ひと足早く作品を鑑賞した鈴木は「飢餓に苦しみながらも『地元を守りたい』という気持ちから、みんなが協力すれば、何でもできるということに驚いているし、尊敬しました。日本だと不自由なく学校にも行けるけど、世界だと学校に行けず学べない子もいる。それを僕と同い年くらいの子が自分でやりたいという気持ちから世界を変える。本当に格好いいことだと思います」と尊敬の眼差しを向けた。
鈴木と同年代の時期に偉業を成し遂げたウィリアム氏。鈴木から「一番、大変だったことは何ですか?」と問われると「風車の材料探しですね。そもそもお金がなく、手にした本にも何が必要なのかは書いていなかった。それでもイマジネーションを駆使して、ガラクタや廃品を見つけて作っていきました。周りからは『変になった』と言われることもありましたね」と振り返っていた。
今作を通じて大きな刺激を受けたと話した鈴木は「僕は今、家族や親戚と和楽器の琴や尺八にチャレンジしている。ウィリアムさんがマラウイを大事にしたように、僕も日本文化を大切にしていきたい」と言葉に力を込めていた。
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2019/07/11