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唐田えりか&濱田龍臣、オール高知ロケドラマで初共演

 女優の唐田えりかと、俳優の濱田龍臣が、高知県を舞台にしたショートドラマ『小夏日和』で初共演する。美しい高知の景色を舞台に、幼なじみの2人が2年ぶりに再会を果たす淡い夏色の物語。七夕の日(7月7日)より放送開始する(毎週日曜 前11:45〜11:50、全4回※関西ローカル)。

高知を舞台に描くショートドラマ『小夏日和』(7月7日スタート)で唐田えりか&濱田龍臣が初共演(C)カンテレ

高知を舞台に描くショートドラマ『小夏日和』(7月7日スタート)で唐田えりか&濱田龍臣が初共演(C)カンテレ

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 物語は、高知県出身の小夏(唐田)が高校卒業後、2年ぶりに故郷に帰省し、幼なじみの日和(濱田)と再会するところから始まる。好奇心と行動力あふれる小夏は、地元高知での日々や空気を窮屈に感じ、町を飛び出し上京した。一方の日和は地元で実家の天日干し塩づくりを継ぐべく修行を重ねている。突然フィルムカメラ片手に帰省した小夏に何かを察した日和は、さまざまな場所に小夏を連れ出す。地元高知の変わらない景色を写真に収めながら、小夏はいまを生きるふるさとの姿に触れていく。

 高知でのロケを終え、唐田は「高知に来たのは初めてでしたが、自然が豊かで時間がゆっくり流れていて、すぐすんなりとそこにたたずめた気がしています。あと、毎日美味しいものばっかり食べていました(笑)。野菜がみずみずしくてシャキシャキで本当に全部がおいしかったので、また来たいな」と、高知への印象を語った。

 一方、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)で坂本龍馬の少年時代を演じた濱田は「高知には何度か来たことがあるのですが、仁淀川とか知らない所がまだまだあるんだなと実感しました。高知の地元の人たちが声をかけて下さってすごく嬉しくて、それがこの県自体の温かさになっていると感じました。とても幸せな撮影でした」と撮影を振り返った。
 
 また、唐田は本作で演じた小夏の心情に「数年前の私と同じところがある」と明かす。千葉県の出身だが「田舎のことは好きなんだけど、ずっとここで止まっていたくないっていう気持ちがすごくわかりました。でもそういう人は意外と多いんじゃないかなって思います。夢を見つけられない人とか自分がこれからどうしていけばいいのかよくわからなくなった人の、何かのきっかけになったり、背中を押してくれたりする作品になっているといいなと思うので、ぜひ見ていただきたいです」と自身と重ね合わせながら、作品をアピールした。

 そんな唐田の言葉を受けて濱田は「日和は逆に、ずっと待っていてずっとそこにいる大木のような、そこに根付いたものみたいな、そういう温かさや優しさがあると思いました。『日和みたいな人いいよね。帰ってくる場所があるっていいことなんだよ』ってことが、地元を離れて暮らしているような方に少しでも伝わって、『次の休みは帰ってみようかな』とか思ってもらえるきっかけになり、家族と仲良く団らんが生まれたらいいなと思います」と、作品への想いを語っていた。

 ニューヨークフェスティバル金賞(2018年)などを受賞した、8K/HDR作品『つくるということ』のカンテレ技術スタッフが再集結し、高知の美しい景色を最高画質の映像で映し出す。

関連写真

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  • 上京して2年ぶりに高知に帰省した小夏(唐田えりか)(C)カンテレ
  • 小夏の幼なじみ日和(濱田龍臣)(C)カンテレ
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