俳優の大森南朋（47）はいま、民放連続ドラマ単独初主演作の現場でインスタグラムにハマっているようだ。東京・テレビ朝日の本社で4日、11日スタートの木曜ドラマ『サイン―法医学者　柚木貴志の事件―』（毎週木曜　後9：00）の制作発表会見が行われ、大森はじめメインキャストが登壇。番組公式インスタグラムやツイッターに楽しそうな写真や動画がすでにたくさんアップされていることが話題になった際、飯豊まりえ（21）が「南朋さんから、インスタグラムの写真、撮ろうよっていつも言ってくださる」と明かした。

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　さらに飯豊が「現場を盛り上げようとして、南朋さんから『即興コントやる？』って、率先して考えてくれる」と話すと、大森は「大丈夫？　やりづらいおじさんと思っていない？」と気にしながらも「これからもインスタ、頑張ろうと思っている」とやる気満々。共演シーンの多い飯豊とは「いい感じでバディ感が出せるといいな。けっして父娘に見えないように努力しています」とも話していた。

　その後、同ドラマの撮影中、「まだ一度も行っていないので、先輩方と一緒にお食事したい」という飯豊と、「行こう、飲みに行こう」と応じる西田敏行のやりとりを、だまって聞いていた大森が、司会の島本真衣アナウンサーが「実現したらインスタグラムに…」と言った途端、身を乗り出す一幕もあった。

　同ドラマは、韓国で大ヒットしたドラマ『サイン』（2011年）が原作。法医学を軸に、“真の正義とは何か”を問う群像サスペンス。あるスターの死亡事件をきっかけに、巨大権力が暗躍しはじめ、“真実”と権力側にねつ造された“真実”の攻防戦が描かれていく。

　権力に屈することなく真実と正義を追究する法医学者・柚木役の大森は「難しいといえば、学者の役は難しいことしかない。そこにどういう常識があって、当たり前があるのか、実際の解剖医に教えてもらいながら手探りで進んでいる」と話す一方で、「ドラマの撮影がこんなに楽しいんだ、と思いながら撮影させていただいています」とも。

　「民放連ドラ初主演という触れ込みですが、これまでドラマに出演してもゲストが多かった。主演は大変なんですけど、のびのびさせていただいている」といい、「インスタやろうよ」もそのあらわれなのだろう。

　会見には、大森、松雪泰子、飯豊、高杉真宙、西田、仲村トオルが出席した。