俳優の福士蒼汰と志尊淳が1日、7月9日スタートのTBS系火曜ドラマ『Heaven？〜ご苦楽レストラン〜』（毎週火曜　後10：00）の制作発表記者会見に出席。主演の石原さとみが「ふたりで歌を熱唱してたよね？」と聞くと、福士と志尊が声を合わせて「ポケモンの主題歌です」と息ぴったりに答え、仲の良さを披露した。

【写真】その他の写真を見る

　スタッフのタレコミ情報で“福士蒼汰が歌を歌っている”というネタが届き、事実を確認。すると石原が「しっかりとしたあいみょんが隣から聞こえてきます」と暴露。続けて「福士さんの影響で志尊さんが歌い始めて、岸部（一徳）さんも鼻歌だったのに歌うようになりました」と影響力の大きさを語った。福士と歌うようになった志尊は「たまたま口ずさんでいたら、ふたりが共鳴しました」と独特の言い回しで、笑いを誘った。

　MCを務めたTBSの山内あゆアナウンサーが「福士さんは何となく寡黙なイメージだった」とつぶやくと、石原が「え、寡黙？」と反応。これに対し福士は「世間は寡黙でクールなかっこいいイメージがあるんですよ」と対抗。すかさず山内アナから「ご自身でかっこいいとおっしゃいましたね？」とツッコまれると「実際はそんなことないぞということです」と笑いながら返していた。

　さらに現場で「よく変身してくれと言われるんで、こうやって変身するんだ！と教えてます」と明かし、山内アナは「『フォーゼ』になられるんですね？」と言うと「ハッキリ言いましたね！」とツッコみ。無茶振りが多い現場かと問われると、石原が「台本にあるんです。監督が大好きで、お遊びがたくさんあります」とドラマに盛り込まれているネタを明かしていた。

　フレンチレストランで働く伊賀観（福士）は、真面目な性格だが営業スマイルができず、仲間からも客からも評価されていなかった。しかし、謎の女性・黒須仮名子（石原）は彼を高く評価し、近々オープン予定の自分のフレンチレストランにスカウトする。

　彼女の店で働く決意をした伊賀だが、その店は駅からも繁華街からも住宅地からも離れた墓地の中に佇んでいた。しかも彼女が集めた従業員は、元美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一（志尊）、元牛丼屋勤務の店長・堤計太郎（勝村）、不運の天才シェフ・小澤幸應（段田）、資格取得が趣味で、元銀行役員のソムリエ・山縣重臣（岸部）と小澤意外はみな素人。仮名子はなぜそんな彼らを集めたのか。従業員たちと仮名子が立ちはだかるトラブルを解決しようと奮闘するうちに一致団結していく“フレンチレストランコメディー”が描かれる。

　この日の会見には、段田安則も出席した。