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【コスプレビフォーアフター】元歯科助手とバンギャルレイヤーに聞いた コスプレにおける“世界観”のこだわり

 今やアニメや漫画とともに世界的にも人気を博している日本発のカルチャー「コスプレ」。いつもの自分とは違う自分に変身できるのが魅力だ。また、レイヤーと一言で言ってもそれぞれ、こだわりや悩みはさまざま。今回は、元歯科助手の千都ちひろさん、バンギャルでもあるしぃちゃんの2人のレイヤーにインタビューを実施。現役のレイヤーにコスプレ論や悩みを聞いた。


しぃさん(左)、千都ちひろさん(右)

しぃさん(左)、千都ちひろさん(右)

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■根底にあるのは作品への愛「プライベートでのコスプレこそ、コスプレ」(千都ちひろ)

 コスプレデビューは、12年前。作品愛も強い“ガッツリオタク”だったが、当時はオタクのイメージが今ほど良くなかったため、友達の前ではライトなオタクを装っていたという千都ちひろさん。歯科助手を経てWebデザイナーの仕事をしながら、コスプレイヤーとしても活躍している。

 コスプレのキャラ選びでは、「嫌いなキャラや自分が見たことがないアニメのコスプレはしない」と決めている。それは“被写体になる時間”だけでなく、準備も含めかなりの時間をひっくるめてコスプレだと思っているため、愛のない作品にはそこまでの熱意をかけられないからだ。

 また、コスプレイヤーとして仕事をしているがプライベートでのコスプレは絶対に続けていきたいという。仕事とプライベートのコスプレの違いを聞いてみると、「仕事は報酬をいただいてするので、その作品を心から愛しているかといわれるとそうではない場合もあります。でもプライベートのコスプレは、絶対に愛している作品、愛しているキャラクターしかやらないです」。プライベートでのコスプレこそが、自分の表現したい世界観であり、発信したいもので、仕事で表現するものは、また別とのことのようだ。「プロのレイヤーさんはクオリティも高く、尊敬していますが、私は趣味でやっている人こそ“コスプレイヤー”と呼びたい」と独自のコスプレ論を展開してくれた。


■男女ユニットならではの悩み「作品ではなく“女性”を撮りにくるカメラマンさんの存在」(しぃ)

 19歳で、現在料亭でホールの仕事をしているレイヤー、しぃさん。ビジュアル系バンドのライブに行くことも趣味としている“バンギャル”だそう。

 コスプレを始めたのは、3〜4年前。相方の男性とともに、男女キャラで“あわせ”のコスプレ活動をしている。「男女であわせができるキャラというと、結構狭まってきちゃうんです。なおかつ好きで、自分に似合うキャラとなると選ぶのが大変」と男女ユニットならではの悩みを明かしてくれた。

 男女ユニットの悩みはまだある。「“女性目当て”のカメラマンさんが結構多いんです。『男性の方はどいてください』と言われることも。男女で“あわせ”をしている以上、2人で作品だと思って世界観をつくっているつもりなので、世界観ごと撮影してもらえると嬉しいなって思います」。

 また、コスプレをするうえで気を使っていることは、「好きな作品のコスプレをするからこそ、作品の邪魔にならないように」ということ。SNSの投稿では、ハッシュタグでアニメのタイトルをつけないようにするなど、細かな配慮も明かしてくれた。これは、アニメは好きだけど、コスプレは見ないという人への配慮だ。

 さまざまな悩みや気遣いを見せつつ、珍しい男女ユニットのコスプレで「もっともっと有名になりたいです」とコスプレへの意気込みを話してくれた。

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