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阿川佐和子、認知症の母との生活語る「私が“おばあちゃん”になっちゃった」

 映画プロデューサーで作家の川村元気氏(40)が11日、都内で著書『百花』刊行記念トークショーを開催。スペシャルゲストに阿川佐和子氏(65)を迎えて、約1時間にわたってトークを繰り広げた。

 これまで、『世界から猫が消えたなら』『億男』『四月になれば彼女は』といったベストセラーを出版してきた川村氏の2年半ぶりの最新刊にあたる同書。認知症の母と、ひとり息子をめぐる愛と記憶の物語となっている。

 川村氏は、今回の作品は自身の経験がもとになっているといい「自分の肉親だから言えることなんですけど、5年前におばあちゃんが認知症になって、僕のことがわからないっていう状態になった時、ショックと同時に面白いなと思った。この人の頭の中で何が起こっているんだろうと。この人の中で何が起きているか知りたいなと感じました」と回顧。「認知症に関してではなく、記憶にまつわる小説を書こうと思ったんです」と明かした。

 一方の阿川氏は「うちの母が認知症でして」と切り出すと「もう亡くなったんですけど、うちの父が大変な暴君で。愛想貯金を外で使い果たしてくるので、家では母に絶対服従を求めていたんです。母は訳も分からず、のほほんと結婚したものだから、ずっとかわいそうだったんですけど、そういったつらいことは全部忘れちゃうんですよ」と告白。「私のこともちょっと怪しくなっちゃって。忘れたことを恥ずかしく思うのか、私のこと誰って聞くと『おはなちゃん』って言うんですよ。センスありますよね」と語った。

 阿川氏は続けて「母はおかしいですよ、面白い動物になってきました。この間は私の顔を見て、自分の姉と勘違いしたようで、とうとう関係性も忘れて、姉になっちゃったのかと思ったら、とうとう私が“おばあちゃん”になっちゃった」と、自身の母とのエピソードを紹介。「私が『えーおばあちゃんになっちゃったの?』と聞いたら、私の顔をじっと見て『やっぱりおばあちゃんだ』って。ひどいでしょう」とユーモアを交えながら、母との日々を話していた。

関連写真

  • 阿川佐和子 (C)ORICON NewS inc.
  • 川村元気氏 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)川村元気氏、阿川佐和子 (C)ORICON NewS inc.

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