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山寺宏一、ジーニーの深いキャラクターを語る 「囚われの身で自由は無いという悲しみもある」

 映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ名作『アラジン』の実写版がきのう7日に公開された。同作の人気キャラでランプの魔人・ジーニーを演じるのは、『メン・イン・ブラック』シリーズなど数々のヒット作に出演しているウィル・スミス。そして、1992年(日本では93年)のアニメ映画版に続き、吹替を担当するのは日本を代表する声優のひとりでもある山寺宏一だ。その山寺が、ユーモアだけに留まらないジーニーの深いキャラクターについて語ってくれた。

 ジーニーは、マシンガンのごとき早口でまくし立てるコミカルなキャラクターとして知られる。自分の主人となるアラジンに仕えながらも、恋の手ほどきや人生のアドバイスまでも送り、同作には欠かせない大事な役柄。山寺もアニメ映画版だけでなく、ゲームやディズニーシーのアトラクションに至るまで、ありとあらゆるジーニーを演じており、ミスター・ジーニーと言っても過言ではないほどだ。

 「自分の演じたキャラクターに優劣はつけられない」と話す山寺だが「(ジーニーは)最も大切とも言えます」と自身にとっても思い入れの深いキャラ。明るくて楽しい、なんでもエンターテインメントに昇華させるのが一般的なジーニーへの認知かもしれないが「本当は囚われの身で自由は無いという悲しみもあるんです」と役を通して感じたジーニーの一面を明かす。

 その理由について「今回のジーニーは明るさそのままに、長い間たくさんの人々の願いをかなえてきて、人間の欲深さや愚かさを知っている存在として描かれています。だからこそ、アラジンとの間に生まれる絆が胸に迫るんだと思います」と人間の持つ心の醜さの部分を周知しているからこそ、悲しみも持つと語る。

 ジーニーを長きにわたり演じてきたからこそ、ただの陽気なキャラではない深い魅力に気づいている山寺。アラジンとの関係性については「ジーニーはアラジンに何か感じるものがあったのだと思います。長年の勘なのか、馬があうんです。だからこんな掛け合いができるんですよ」と分析する。

 「人」と「人生」をよく知るジーニーが観ている人に何を伝えてくれるのかは、ぜひともスクリーンで確認したい。

関連写真

  • 『アラジン』の実写版でもランプの魔人・ジーニーの吹替を担当する山寺宏一(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • ウィル・スミス演じる『アラジン』実写版のジーニー(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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