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『アラジン』中村倫也&木下晴香が見た“ホール・ニュー・ワールド”新しい世界

 ディズニーの不朽の名作アニメーション映画を実写化した『アラジン』(6月7日公開)。プレミアム吹替版(せりふも歌も完全に吹替えをした日本語版)で、映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」などの歌唱にも挑戦したアラジン役の中村倫也とジャスミン役の木下晴香。吹替作品初参加となる2人が見せてくれる“新しい世界”は、ファンならずとも魅了されるに違いない。

映画『アラジン』プレミアム吹替版でアラジンを演じる中村倫也(右)とジャスミン役の木下晴香 (C)ORICON NewS inc.

映画『アラジン』プレミアム吹替版でアラジンを演じる中村倫也(右)とジャスミン役の木下晴香 (C)ORICON NewS inc.

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 中村は、2005年に俳優デビュー以来、映画、ドラマ、舞台を中心に活動。初めて座長を務めた舞台『ヒストリーボーイズ』(2014年)で第22回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞する演技力と、ミュージカルでソロパートもこなす高い歌唱力の持ち主。『ホリデイラブ』(テレビ朝日)や連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS)など、話題作への出演が引きも切らず。

 木下は17年『ロミオ&ジュリエット』ジュリエット役でデビュー、18年『モーツアルト!』コンスタンツェ役、今年『ロミオ&ジュリエット』再演で再びジュリエット役、『銀河鉄道999』メーテル役と、ミュージカルの大舞台で堂々とメインキャストを務める二十歳のニュースターだ。

――間もなく日本でも公開されますが、いまの心境は?

【木下】舞台ではお芝居をするのと同時にお客様の反応が返ってきますが、今回、初めて吹替をやらせていただいて、撮り終わってから皆さんに観ていただくまでに時間があるというのも初めての経験で、ずっとソワソワして、落ち着かない毎日を過ごしています。

【中村】早く観てほしいです。きっと皆さんに楽しんでもらえると思うので。

ー―アフレコはいかがでしたか?

【中村】僕も声優初体験で、テクニカルなことで知らないこと、いつものお芝居とは違うことがいっぱいあったんですが、僕の収録時には木下さんの声が入っていて、その声に芯が通っていたのですごくやりやすかったです。

 アラジンは王子になりたい、好きな子に認めてもらいたい、といった思いで一生懸命、校庭をぐるぐる走っているような感じがあって。ジャスミンはコンパスの針みたいなもので、そこに木下さんの声が入っていたので、僕は安心してぐるぐる回っていられました。

【木下】私はずっと英語のせりふを聞いて、日本語のせりふを入れる作業だったので最初は戸惑ったんですが、アラジン役のメナ・マスードさんとお芝居しているつもりで、想像を膨らませて収録していく作業でした。アフレコの最終日に中村さんの声を聞いたのですが、あたたかみと、心をくすぐるような声で、早く完成版をみたい!と思いました。

――アニメーション版にはなかったジャスミンのソロ曲が新たに加わりました。とてもエモーショナルで素敵な曲ですね。

【木下】ジャスミン役のナオミ・スコットさんがソロ曲を歌うシーンを観て、ものすごいエネルギーを放出していて、鳥肌がたちました。この映像に見合った声を出さないといけないんだ、と思ったら、圧倒されて脱力してしまったほど。それまで練習していた歌い方、ミックスボイスで高音を意識して歌うつもりで練習していたんですが、これは地声でバーンと歌わないダメだ、と思って。それが自分自身にとってもチャレンジングでしたし、楽しくもあったし、ジャスミンと自分は性格的に少し違うと感じるからこそ、楽しんで演じさせていただきました。

――アラジンとジャスミンのように、お二人も新しい世界の扉を開くことはできましたか?

【木下】はい。声のお仕事は今後もぜひやってみたいです。まだやったことがない映像作品も観ていただける日がくるようにがんばろうと思います。

【中村】そうですね。僕はこれを機に声優としての表現をやっていきたいな、と思いました。初めてのチャレンジだったので、まさに新しい発見がありました。この作品で得た経験を早く次の作品で生かしたい。次を渇望していますね。

――中村さん、歌はどうですか?

【中村】歌は…ないかもしれないですね(笑)。皆さんが忘れかけた頃にやりたいです。

――『アラジン』以外で好きなディズニー作品はありますか?

【中村】『キングダムハーツ』というゲームがすごく好きで、ゲームきっかけでドナルドダックが好きになりました。

【木下】家にディズニー・アニメーションのビデオテープがいっぱいあって、子どもの頃から『アラジン』はもちろん、ほかの作品もよく観ていました。旅行するなら、東京ディズニーリゾート! 佐賀県に住んでいる女の子にとって、ディズニーは憧れ、遠い夢の世界だと思っていましたが、こうして関わることができて本当に幸せです。

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  • 映画『アラジン』プレミアム吹替版でアラジンを演じる中村倫也(右)とジャスミン役の木下晴香 (C)ORICON NewS inc.
  • アラジン(メナ・マスード)、ジャスミン(ナオミ・スコット)(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • 『アラジン』(6月7日公開)(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • 『アラジン』(6月7日公開)ジーニーを演じるのはウィル・スミス(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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