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【なつぞら】田村健太郎、眼鏡のアニメーター・堀内役は「僕にぴったり」

 NHKで放送中の連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土 前8:00 総合ほか)の第56回(4日放送)から本格的に登場した、東洋動画作画課のアニメーター、堀内幸正。「これでは人物の気持ちが伝わってこない」とダメ出しする大沢麻子(貫地谷しほり)とたびたび言い合いになり、麻子がほめた動画を見て「僕が描いたんじゃない。僕はこんな稚拙な絵は描かない」と言い放った、仲努(井浦新)とはひと味違う眼鏡キャラ。演じているのは、田村健太郎(32)だ。

 『なつぞら』のヒロイン・なつを演じる広瀬すずが主演した、映画『ちはやふる』シリーズ全作にも、坪口というかるた会の先輩の役で登場していた田村。東京都出身で、19歳で初舞台を踏み、2007年、ブルースカイ作・演出『レ・ミゼラブル』で本格的に演劇活動を開始。以降、舞台、映画、ドラマに出演してきた。今回の朝ドラ出演がブレイクのきっかけになるかもしれない。

 というのも、堀内というキャラクターは「自分そのものだ、僕にぴったりだ」と、田村本人が言っているように、本来持っている彼自身の魅力を生かすことができる役だと思われるからだ。

 堀内は「朝ドラが決まった日はうれしくて、アニメーターになるんだと新宿にある大型の画材・文房具専門店をウロウロしていました。僕が演じる堀内の第一印象は『個性豊かなアニメーターチームに、なんか普通の人がいる』でした。それはまさに今回の朝ドラという現場での自分そのものだ、僕にぴったりだと思いました」とコメント。

 すでにその片鱗を見せているが、堀内は不満や疑問を逐一口にするキャラ。「正直過ぎるやつです。そのぶん不器用でもあります。なつたちとチャレンジしていきながら、チームの中で存分に悩み、戸惑い、喜ぶ。自分を隠すことをしない素直な感情の持ち主です。しかしだからこそ、不満に思ったらすぐブーブー言うし、他人に嫉妬もします。自分の器の小ささも全く隠せておりません。この点も僕にぴったりです」と田村。

 井浦、小手伸也川島明麒麟)、貫地谷らが演じる、キャラの立ったアニメーター集団の中では、「普通」に見える男を独特な空気感で演じる田村。「人間味あふれる、ごく普通の青年・堀内がいることで、アニメーターチームがより身近な存在に感じていただけたら幸いです」とさまざまな期待を込める。一見頼りなさそうな細身の身体をしているが、公式プロフィールによると、野球をやっていて、空手は初段という身体能力の持ち主。最近、30代前半でブレイクする俳優が多いが、田村は有望株の一人に急浮上しそうだ。

関連写真

  • 連続テレビ小説『なつぞら』でアニメーター・堀内幸正を演じる田村健太郎(C)NHK
  • 第56回より。麻子(貫地谷しほり)のダメだしに反発する堀内(田村健太郎)(C)NHK
  • 第58回より。「僕はこんな稚拙な絵は描かない」と言い放つ堀内(田村健太郎)(C)NHK

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