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浅田美代子、樹木希林さん思い涙「私の身に余るほどのギフトをいただいた」

 女優の浅田美代子(63)が24日、都内で行われた映画『エリカ38』(6月7日公開)特別試写会舞台あいさつに登壇。昨年9月に75歳で亡くなった樹木希林さんが自ら企画した最初で最後の作品となったが、浅田は希林さんへの思いを語る場面で涙を浮かべた。

樹木希林への思いを語る場面で涙を浮かべた浅田美代子 (C)ORICON NewS inc.

樹木希林への思いを語る場面で涙を浮かべた浅田美代子 (C)ORICON NewS inc.

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 「去年の2月に撮影していたのですが、本当に(公開が)迫ってきたなという感じで今はドキドキしています。プロデューサーも監督も、『この役はこの人で』っていう細かいことまで希林さんが決めて、台本の段階からかなりしていただいて。病床の時も『どうなっているの』って最後まで考えていてくれて、うれしいなと思っています」と浅田はしみじみ。

 希林さんが同作を鑑賞した際の反応にも触れ「いろんな意見をおっしゃって。私には冗談にも、『下手くそー』みたいな感じで言っていましたけど。きょうも一緒にいられないのがちょっとさみしいですね」とコメント。万感こみ上げ、目元を手で拭う仕草を見せながら「本当に、私の身に余るほどのギフトを…与えてくださった樹木希林さんに本当に感謝しています。これだけのギフトをいただいたんですから、ぜひ多くの人に見ていただきたいと思います」と呼びかけていた。

 自称エリカこと渡部聡子(浅田)は、愛人・平澤育男(平岳大)の指示のもと、支援事業説明会という名目で人を集め、架空の投資話で大金を集めていた。だが実は、平澤が複数の女と付き合い、自分を裏切っていることを知る。彼女は平澤との連絡を絶つと、金持ちの老人をたらし込み、豪邸を手に入れた。老人ホームに入っていた母(樹木さん)も呼び寄せ、今度は自ら架空の支援事業の説明会を行い、金を詐取していく。

 舞台あいさつにはそのほか、木内みどり山崎静代南海キャンディーズ)、菜葉菜佐伯日菜子も登壇した。

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  • 樹木希林への思いを語る場面で涙を浮かべた浅田美代子 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)菜葉菜、木内みどり、浅田美代子、山崎静代、佐伯日菜子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『エリカ38』特別試写会舞台あいさつに登壇した佐伯日菜子
  • 映画『エリカ38』特別試写会舞台あいさつに登壇した菜葉菜
  • 映画『エリカ38』特別試写会舞台あいさつに登壇した木内みどり
  • 映画『エリカ38』特別試写会舞台あいさつに登壇した南海キャンディーズ・山崎静代

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