俳優の阿部サダヲが17日、都内で行われたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)新たな出演者発表会見に参加。3月に亡くなり同作が遺作となった“ショーケン”こと萩原健一さんとの共演について「お芝居に対してすごく真剣に取り組んでいらっしゃったのが印象的だった」と悼みつつ、萩原さんのアドリブにより「最後に叩かれた役者」となったことを喜んだ。
萩原さんが演じるのは、明治・大正・昭和にかけての財政家・政治家・高橋是清。大蔵大臣や内閣総理大臣を歴任した人物であり、この物語のなかでは阿部演じる主人公の新聞記者・田畑から、アムステルダムオリンピック(1928年)への選手派遣に国の補助金を出すよう直談判を受けるという役どころだ。主な出演シーンはすでに収録を終えており、予定どおり放送される。
田畑がアムステルダムのお土産として高橋是清に靴をわたすシーンで、阿部は「リハでショーケンさんがアドリブで僕をパンッと叩いたんですね。それが生かされて本番でも叩かれるのですが、ショーケンさんに最後に叩かれた役者として箔が付いてそれがうれしかった」としみじみ。これにより2人の距離が縮まったことがより表われるシーンとなった。
高橋是清は田畑にとっては最初に登場する“大物”。萩原さんにダメ元でオファーしたという訓覇圭氏は「ご一緒できるとは思っていなかったのでびっくりした。最後のお芝居を見れてよかった。最後までかっこいいお芝居をされていた」と感嘆の声を漏らす。役作りにもこだわりをみせいたそうで「萩原健一という自分の存在が見える、生身の自分の魅力がみえるようなキャラクター造形で演じてもいいか」との相談があったといい訓覇氏は「なにか遺そうとしていたのかな、と思った」と話していた。
この日は6月下旬の第25話以降から始まる日本にオリンピックを呼んだ男・田畑政治が主人公の第2部のキャストが発表。田畑が政治記者として勤める新聞社の上司・同僚や1940年東京オリンピック誘致にかかわる人々として麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子、リリー・フランキー、塩見三省、加藤雅也、塚本晋也、じろう(シソンヌ)らの出演が発表された。
萩原さんが演じるのは、明治・大正・昭和にかけての財政家・政治家・高橋是清。大蔵大臣や内閣総理大臣を歴任した人物であり、この物語のなかでは阿部演じる主人公の新聞記者・田畑から、アムステルダムオリンピック(1928年)への選手派遣に国の補助金を出すよう直談判を受けるという役どころだ。主な出演シーンはすでに収録を終えており、予定どおり放送される。
田畑がアムステルダムのお土産として高橋是清に靴をわたすシーンで、阿部は「リハでショーケンさんがアドリブで僕をパンッと叩いたんですね。それが生かされて本番でも叩かれるのですが、ショーケンさんに最後に叩かれた役者として箔が付いてそれがうれしかった」としみじみ。これにより2人の距離が縮まったことがより表われるシーンとなった。
高橋是清は田畑にとっては最初に登場する“大物”。萩原さんにダメ元でオファーしたという訓覇圭氏は「ご一緒できるとは思っていなかったのでびっくりした。最後のお芝居を見れてよかった。最後までかっこいいお芝居をされていた」と感嘆の声を漏らす。役作りにもこだわりをみせいたそうで「萩原健一という自分の存在が見える、生身の自分の魅力がみえるようなキャラクター造形で演じてもいいか」との相談があったといい訓覇氏は「なにか遺そうとしていたのかな、と思った」と話していた。
この日は6月下旬の第25話以降から始まる日本にオリンピックを呼んだ男・田畑政治が主人公の第2部のキャストが発表。田畑が政治記者として勤める新聞社の上司・同僚や1940年東京オリンピック誘致にかかわる人々として麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子、リリー・フランキー、塩見三省、加藤雅也、塚本晋也、じろう(シソンヌ)らの出演が発表された。
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2019/05/17