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三浦翔平、俳優業はビジネス 舞台での新たなチャレンジに充実感

 「舞台と映像の違いですか…。基本的に演じるっていうことは同じなので、そこまでこっちだからこうしようっていうのはないですけど、映像はリテイクがききますけど、舞台は全身を常に見られている意識がありますね。今回も幕が閉じるまで走り抜けるだけです」。こう語るのは、現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン』に出演している三浦翔平(30)。同作で、俳優として新たなチャレンジを行っているという三浦の今に迫った。

 同作は、同時代に生きながら実際には出会っていなかった、画家のピカソと物理学者アインシュタインがもし出会ったら?というシチュエーションを描くファンタジックコメディー。今回、『BLUE』公演として三浦がピカソ、村井良大がアインシュタイン、発明家・シュメンディマンを、訪問者役を岡本健一が、そして『ROSE』公演として岡本がピカソ、川平慈英がアインシュタイン、発明家・シュメンディマンを村井、訪問者役を三浦がそれぞれ演じている。

 ひとつの舞台作品で、公演によって異なる役を演じるというのは自身初の試み。台本を叩き込むことはもちろん、ピカソを演じるにあたって、役作りも徹底させた。「実際にスペインとパリに行って、ピカソが育った場所に触れることで、どうやってこの絵を描いたのかとか、どういう人間かということを感じてきました。一般的に、ピカソといえば芸術的な絵をイメージするんですけど、もともとは美大生で、風景画とかものすごく上手なんですよ。キュビスムの頃から、あの手法を使ったということなどを勉強しました」。実在する人物を演じる際には、できる限りの方法で下調べを行う。

 今作では、歴史上の「if(もしも)」が描かれているが、自身のこれまでの歩みを振り返って「もし、これがなかったら?」という経験はあるのか聞いてみた。「それは毎回思いますけど、デビューのきっかけも今まで出演した作品もそうですけど、その都度の出会いがなければ、今がないという気持ちは持っています。今年で、このお仕事をはじめて11年くらいになるんですけど、やっぱり10年前くらいに出会ってデビューしている仲間や、同年代の仲間は、お互いを高め合っていける存在ですね。佐藤健、ワンオク(ONE OK ROCK)のTakaとかとよく飲みに行って、いろんな話をしています」。

 俳優業の魅力を感じた瞬間について向けてみると、意外な答えが返ってきた。「僕の場合は、俳優業もひとつのビジネスだと考えているので、オーディエンスに求められているうちは100%でやりますけど、求められていないなと思ったらやめたらいいし。でも、これ以外できないと思うので、やっているんですけど(笑)。今後のビジョンは、そうですね…お声をいただければ、基本的にノーとは言わないので、今まで通り、いただいたオファーをしっかり1回考えて判断するということですかね。僕は毎日働かず、ちゃんと休みをもらいたいタイプなので、その辺りのバランスも考えていけたら」。

 極めて冷静な自己への視線は、昨年7月に結婚した桐谷美玲(29)に関するトークでも貫かれている。結婚、披露宴といった直後のタイミングでイベントに参加した際には、報道陣の声かけに立ち止まって「これやんなきゃダメなヤツでしょ?」と取材に応じたり、囲み取材で報道陣の粘りに「わかりました」と切り出して、新婚生活を明かしたりと、サービス精神旺盛な姿勢を見せているが、その意図も教えてくれた。「お互い仕事なので、おそらくみなさんはここが欲しいんだろうなっていうのはわかりますが、全部言っちゃったら、それもダメだしっていうのがあるので、自分から話すといい塩梅で留めておけるというのが理由ですかね」。そんな三浦に野暮を承知で、桐谷との新婚生活について質問すると、笑顔でこう明かした。

 「特に変わらないですが、家でご飯を食べることが多くなりましたね。やっぱりなんか、1個1個考えるようになりましたね。例えば急な食事が入ったりした時には、前もって言っておかないと、作っていたら申し訳ないなというのもありますから」。

 今回の舞台での挑戦に充実感もにじませている。「前回『髑髏城の七人 season月 上弦の月』をやった時に、舞台を中心にやられている方の話を聞くと、映像の人間も舞台と映像と分けずに一緒にやっていけたらいいなという思いがけっこうあるみたいでした。それで、平成から令和という時代の変わり目で、そういうのもひっくるめてみんなで一緒に面白いことを作れたらなというのが、今回舞台に参加したいと感じたきっかけでした。このまま幕が閉じるまで、走り抜けたいと思いますので、ぜひ劇場にお越しください」。

■『ピカソとアインシュタイン』
5月9日まで東京・よみうり大手町ホール、5月12日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演

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