ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

武田真治、秘書兼ボディガード役 むちゃぶりアクションも一発OK

 俳優の武田真治が、28日放送のテレビ朝日系ドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』(後9:00〜11:05)に出演。捜査線上に浮かび上がる最大手ソフトウェア企業で、社長秘書兼ボディガードをしている男・米須雅人を演じる。体操番組『みんなで筋肉体操』で惜しみなくさらけ出す筋肉美が話題となり、再ブレーク中の武田だが、『未解決の女SP』でも自慢の筋力をフル活用し、鮮やかなアクションを披露する。

波瑠が主演するドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』(4月28日放送)に出演する武田真治(C)テレビ朝日

波瑠が主演するドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』(4月28日放送)に出演する武田真治(C)テレビ朝日

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■寝耳に水だった4対1のアクション

――『未解決の女SP』に出演するにあたってのお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。

【武田】巧みな演技者がそろったドラマシリーズのスペシャルに参加させていただいて、本当に光栄に思っております。今回の物語は本当に予期しない展開にあふれ、“先が見えないミステリー”としても優れています。また、どなたが真犯人かは秘密ですが(笑)、真犯人の目線から見ていくと、“ひとつの歪められてしまったラブストーリー”としても読み取れる物語なのではないか、と思いました。

――ご自身が演じる米須雅人は社長秘書兼ボディガードという設定なんですよね。

【武田】はい、そうです。台本では秘書として描かれている部分が多かったんですけど、実は先日現場に行ったら、いきなり殺陣師の方がいて…(苦笑)。4対1のアクションシーンが用意されていたんです! 台本のト書きにも一切書かれていなかったし、殺陣があることも事前にまったく聞かされてなかったんですけどねぇ…(笑)。だから、準備も何もしてなかったし、これはマズいと思って、その場で本当に集中してやったんです。そうしたら、テイク1でOKが出るという、まさかの事態になっちゃって(笑)」

――その場でいきなりやったアクションで一発OKだなんて、すごいですね!
「なんだか4人目との格闘までスムーズに行っちゃったもので、監督も『今のでOK』と。僕としては、できればアクションシーンはカットを割っていただきたいんですけど(笑)。だって、その方が画に迫力が出るじゃないですか。手前でバタバタって何が起きてるか分からないようなカットとかがあった方が…。でも、今回は引きの画で、4人連続で倒すという…。あんなの、ブルース・リーの映画でしか見たことない! しかも、撮影後には拍手まで頂いちゃって…自分でも驚きました(笑)。

――普段から筋肉を鍛えてらっしゃるから、すぐに動けるんでしょうね。

【武田】必要に迫られて、『ここでちゃんとやらなきゃ!』という意識が働いただけだと思います(笑)。というのも当日、現場に到着したら『1時間巻いてるから、すぐ準備してくれ』と言われるような状況だったんですよ。それで、15分だけ準備の時間をいただいて、役用に髪の毛をセットしたりしていたんですけど、その間になんか“予定よりスケジュールが押してる”みたいな空気が漂い始めて…。現場は1時間巻いていたから、準備の時間を入れても実質的には巻いてるんですけどね(笑)。でもまぁ、そういった状況のおかげで、僕自身もさらに集中して殺陣に臨むことができました。

■好きな文字は「真」 今、取り組んでいるのは「歌」

――『未解決の女』ではいつも文字を糸口に事件を解決していきますが、武田さんご自身が好きな文字は何ですか?

【武田】真治の“真”かなぁ。ここへ来てようやく、自分に長年課してきたことが評価していただけているな、と感じるんですよ。筋肉トレーニングも誰に言われるでもなく、自分で積み重ねてきたことですし、サックスも自発的に続けてきたら、今ではあちこちから呼んでいただいて演奏できるようになって…。時間をかけて自分の中で“真(まこと)”を作ると、いつかは周りから評価していただけるんだ、と実感しました。

――今、新たな“真”へと昇華すべく、取り組んでいることはありますか?

【武田】歌です。僕がデビューした90年代の芸能界には“俳優業で人気が出たら歌手デビュー”という風潮が強くあったんですけど、当時の僕はそういうことは本業で歌手をやってきた方々に失礼だし、出来ないと思ったんです。だけど今は、ミュージカル作品に初参加させていただいてから12年経っていますし、そっちの方でも少しは現場でお役に立てるくらいになりつつあるのかな、と。それもまた“真”になるまで育てたいな、と思います。

――武田さんは一度始めたことは飽きることなく、コツコツと続けられるタイプなのでしょうか?

【武田】“飽きる”というのは、出来る人に与えられた、実はぜいたくな感情だと思うんです。だから、出来ない自分が飽きるということはない、と僕は考えているんです。

■気になっている未解決案件は「UFO」

――最後に…番組タイトルに引っ掛け、武田さんの中で“未解決なこと”を教えてください。

【武田】う〜ん…(しばらく考えて)UFOかなぁ。すっごく昔のことなんですけど、空の彼方にそれっぽいものを見たような、見てないような…という経験をしたんです。あれは本物だったのか、そもそもUFOは実在するのかどうか、ずっと気になってます。何かの本で読んだんですけど、世界中が武器を手放して平和協定を結んだら、宇宙人が「ゴール!」と言って現れるらしいんですよ。仮にそれが本当だとしても、まだまだ実現は先になりそうですし、しばらく僕も未解決の状態が続くんでしょうね(笑)。


 同ドラマは、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査する新感覚の爽快ミステリー。朋&理沙が東京と京都を股にかけ、品字様(=同じ漢字が3つ連なる文字)がカギとなる“平成最後の未解決事件”に挑む。

関連写真

  • 波瑠が主演するドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』(4月28日放送)に出演する武田真治(C)テレビ朝日
  • 社長秘書兼ボディガードという設定でアクションも披露(C)テレビ朝日
  • “好きな文字”や“未解決なこと”は?(C)テレビ朝日
  • ドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』(4月28日放送)に出演する武田真治(C)テレビ朝日

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索