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飯豊まりえ、初ホラーで初映画主演決定「真剣に向き合って臨みたい」

 モデルで女優の飯豊まりえが、ホラー映画『シライサン』(2020年1月公開)で映画単独初主演することが25日、わかった。「大の苦手」というホラー作品だが、「心の準備をして真剣に、向き合って臨みたいと思っています」と気合いを見せた。

映画『シライサン』より場面ショットも解禁

映画『シライサン』より場面ショットも解禁

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 同作は、1996年に17歳で『ジャンプ小説・ノンフィクション大賞(現・ジャンプ小説新人賞』で大賞を受賞し、小説家・乙一として知られる安達寛高監督の完全オリジナル作品にして、長編映画デビュー作。安達監督の作品では『GOTH』(08年)や、新垣結衣主演の『くちびるに歌を』(15年)など多くの小説が映画や漫画に展開されている。

 飯豊が演じる、女子大生・瑞紀は不自然な親友の死の真相を追い続け、『視線をそらすと、殺される』という“シライサン”の呪いの連鎖に巻き込まれてしまう。自己犠牲もいとわず、恐怖に立ち向かう複雑な表現が求められる難役に抜てきされ「初めての挑戦で、今は緊張しています。台本を読むだけでも、シライさんがどこかにいそうで怖かったです。この作品に携われたことで、ホラーへの印象が変わるかもしれません」とコメントした。

 安達監督は「長編映画を撮ることが夢でした」と喜び「映画『シライサン』は『リング』や『呪怨』の系譜につらなるホラーです。僕が“怖い”と感じるものを盛り込みました。観た人が一生、トラウマとなって引きずっていくような映画にしたい」と意気込み。武内健プロデューサーは「複雑な表現が求められる役を演じる女優さんについて、正直悩んでいました。そんな時に知り合いの監督の作品に飯豊さんが出演していました。その透明感と多面性、太い芯の通ったような意思の強さに心を動かされ、すぐに出演をお願いした」と起用理由を説明した。

 親友を目の前で亡くした瑞紀と弟を失った春男は共に事件を調べ始める。鍵を握る詠子を探し出すが「シライサン…」と謎の言葉を残し、眼球を破裂させ心臓麻痺で死亡してしまう。事件に目をつけた雑誌記者・間宮も加わり、徐々に明かされていく“シライサン”の呪い。核心に近づく3人の前に、理解を超えた事実が待ち受ける。

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