ミュージカル『刀剣乱舞』の石切丸役など2.5次元舞台での活躍で知られる俳優・歌手の崎山つばさ（29）が6日、都内で2nd写真集『THE RAW』（講談社、撮影：笠井爾示）の発売記念イベントを開催。1日に新元号の「令和」が発表されたばかりだが、早くもアクシデントに遭遇したことを告白した。

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　撮影は鹿児島県の奄美大島で行われ、タイトルの通り「生」の崎山の魅力が詰まった一冊となった。「人生で2度目になる写真集を出せるとは思っていなかった。すごくうれしく思います思います」と笑顔を見せた。

　「神社巡りが好き」という理由から撮影地を決め「神聖な場所でしたね」と振り返り、「川に手を入れたときに湯気が出た。『なにか降りてきた』と思った。不思議な感覚で、すごくスピリチュアルな感じでした」と撮影を懐かしんだ。

　お気に入りカットは温泉で空を見つめている写真。「素の自分に近い。あの瞬間は撮っていると思っていない。子どものころのアルバムを開くと『なんのために撮った写真』というのがある。それが意外と“生”に近い」と理由を説明し「そういう瞬間は、なかなか見てもらえない。生の部分を見てもらいたかった」とアピールした。

　また、新元号が発表され、平成も残るところ1ヶ月を切った。平成について問われると崎山は「洋服を買ったとき、領収書をいただいた。その店員さんが意気揚々と領収書に『令和1年』と書いていた。もらった後に気づいたんで、使えないと思いつつ記念としてもらいました（笑）。書きたかったんでしょうね」と笑いながら早くも新元号でアクシデントがあったことを明かしていた。

　今年で30歳という節目を迎えるが「自分が思い描いていた30歳もあったんですけど、まだまだ行けていない」。理想の大人像は、偶然に同席した後輩の食事代をスマートに払う人。『刀剣男士』の後輩にむけて「今後は期待してもいいですよ」と予告したが、「ちょっと仕事を増やしてもらおうかな…」と話し、笑わせた。

　昨年は飛躍の年となった。今年も初主演舞台『幕末太陽傳 外伝』（東京・三越劇場）が18日から始まるなど勢いが止まらない。「役者としても、人間としてもステップアップできるような年にできたら」と抱負を語っていた。

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