女優の天海祐希が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』（4月11日スタート、毎週木曜　後9：00※初回拡大スペシャル〜後10：09）の試写会＆制作発表記者会見が4日、都内の劇場で行われた。

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　同ドラマは、“取調室”を舞台に、真実を追求する取り調べ集団「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」メンバーと、手強き被疑者たちが繰り広げる、生身の人間同士の“死闘”を描く。2014年1月期に第1シーズン、15年9月にスペシャルドラマ、17年4月期に第2シーズンが放送された。

　会見には、天海を筆頭に、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世らレギュラーキャストが勢ぞろい。連ドラとしては2年ぶり、第3シーズンとなるが、「2年ぶりという感じがしなかった。長い撮休を終えた感じ」という天海を中心に、撮影現場の様子などをざっくばらんに語り合った。

　本作の撮影現場といえば、「天海ベーカリー」と呼ばれる、天海からの差し入れのパンや具材が恒例となっている。「スタッフがサンドイッチにしておいてくれる。小腹がすいた時にいただくんですが、とても助かっています」と小日向。

　唯一の新キャストである塚地は、天海ベーカリーにも驚いたが、さらに「ポップコーンの製造機まである」と興奮気味に明かした。「ほっかほかのポップコーンが出てくるんですよ！　TOHOシネマズに負けないくらいおいしい」と絶賛すると、天海も「いい匂いがしてますね」とニッコリ。

　第1シーズンからのメンバーは、プライベートでも仲が良く、「みんなで密会しています」と天海。「そろそろ集まろう」と言い出すのはいつも天海で、LINEで連絡してスケジュールを調整するのは田中の役目になっているという。「小日向さんのケジュールを押さえるのが一番大変」という田中に、天海たちも「お忙しいから」「生放送に、ナレーションに…」と乗っかって、小日向が「やめてよ〜」と照れまくるひと幕も。

　チームワークの良さは会見でも一目瞭然。その秘けつを小日向は「天海さんが引っ張ってくれていることでチームワークが保たれている。男たちが女親分についていってる感じがいい感じ。本当にかっこい」と語れば、天海も「器の大きな方たちだから、好きにやらせていただいている」と返し、お互いを尊重し合っている関係性が伺えた。

　塚地は「皆さんが一堂に会する姿見たら緊張しましたし、苦戦するかもという不安があったんですが、ざっくばらんもざっくばらん、撮影の合間にずっとしゃべっている。僕が演じる玉垣もキントリチームに配属される丸々一緒のシチュエーションなので、演技してません。俺でしかない。緊張からはじまって、ちょっとずつなじんでいってます」と話していたが、でんでんが「1日目だけ新入りの顔、2日目から古株の顔」とバッサリ。第2シーズンから加わった大倉は「僕はまだなじめてないのに、スゴい能力だな」と自虐気味に語って、笑いを誘っていた。