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【なつぞら】初回視聴率22.8% 4作連続で20%超え好発進

 女優の広瀬すずがヒロインを演じるNHK連続テレビ小説100作目『なつぞら』(月〜土 前8:00 総合ほか)が1日より放送開始され、初回の視聴率が関東で22.8%、関西で18.5%、BSプレミアム(関東)で5.4%だったことがわかった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。

連続テレビ小説『なつぞら』がスタート。ヒロイン・なつを演じるのは広瀬すず(C)NHK

連続テレビ小説『なつぞら』がスタート。ヒロイン・なつを演じるのは広瀬すず(C)NHK

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 前作『まんぷく』(ヒロイン:安藤サクラ)の最終回(3月30日)は、関東=22.1%、関西=22.4%だった。その勢いを引き継いだ、盤石の視聴習慣が伺える。2017年後期『わろてんか』から4作連続で初回視聴率が20%の大台超えとなった。

 同ドラマは、戦争で両親を失い、兄と妹とも別れ、北海道・十勝の酪農一家・柴田家に引き取られた奥原なつが、大自然と開拓者精神あふれた強く、優しい大人たちのもとで成長し、やがて、アメリカではやっていた“絵が動く”漫画映画の魅力を知り、アニメーションの世界に飛び込んでいく物語。

 作者は、大河ドラマ『風林火山』や大河ファンタジー『精霊の守り人』、連続テレビ小説『てるてる家族』などを執筆した大森寿美男氏。音楽は、アニメ作品の音楽を数多く手がけ、代表作に『おそ松さん』『3月のライオン』などがある橋本由香利氏。

 主題歌はスピッツの書きろし新曲「優しいあの子」(6月19日発売)。タイトルバックは全編アニメーションで、その監督・原画・キャラクターデザインを手掛けるのは、アニメーターの刈谷仁美(かりや・ひとみ)氏。

 初回の冒頭、なつが戦災孤児となったいきさつを伝える場面でもアニメーションが用いられていたが、劇中のアニメーション監修は、スタジオジブリに在籍し、『となりのトトロ』以降、数々のジブリ作品の動画チェックを手がけた舘野仁美氏が担当。アニメーション制作は、舘野氏が代表を務めるアニメーション制作会社「ササユリ」と東映アニメーションが携わっている。

 本作は、連続テレビ小説100作目という節目から、これまでにヒロインを演じた女優たちをさまざまな役柄でキャスティングしているのもみどころ。初回から登場したのは、なつの育ての親となる柴田富士子役の松嶋菜々子(1996年前期放送、54作目『ひまわり』のヒロイン)。以降、小林綾子、山口智子、比嘉愛未などの出演が決定している。

■最近の連続テレビ小説(初回視聴率)
2018年後期『まんぷく』 関東=23.8%、関西=20.4%
2018年前期『半分、青い。』 関東=21.8% 関西=19.2%
2017年後期『わろてんか』 関東=20.8% 関西=21.5%
2017年前期『ひよっこ』 関東=19.5% 関西=19.7%
2016年後期『べっぴんさん』 関東=21.6% 関西=20.5%
2016年前期『とと姉ちゃん』 関東22.6% 関西=20.3%
2015年後期『あさが来た』 関東=21.2% 関西=19.7%

関連写真

  • 連続テレビ小説『なつぞら』がスタート。ヒロイン・なつを演じるのは広瀬すず(C)NHK
  • (左から)柴田剛男(藤木直人)、柴田富士子(松嶋菜々子)、柴田夕見子(荒川梨杏)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第3回より(C)NHK
  • 柴田泰樹(草刈正雄)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第3回より(C)NHK
  • 奥原なつ(粟野咲莉)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第3回より(C)NHK
  • 奥原なつ(粟野咲莉)、柴田泰樹(草刈正雄)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第3回より(C)NHK
  • 奥原なつ(粟野咲莉)、柴田泰樹(草刈正雄)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第3回より(C)NHK

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