アイドルユニットとして活動する幻.no（マボロシドットノー）が、テレビ朝日系2夜連続スペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』（第1夜　30日　後9：00〜11：10、第2夜　31日　後9：00〜11：05）に、地下アイドルユニット「まゆぽよと幻の四天王」のメンバー役で、グループ初のドラマ出演を果たす。

　同ドラマは、俳優の西島秀俊が、日本を代表する作家・江戸川乱歩が生み出した名探偵・明智小五郎にふんし、木村ひさし監督の指揮のもと、まったく新しいアプローチで“現代版”として再構築。明智はなかなか尻尾をつかめない“狡猾なサイバー犯罪”に立ち向かう。

　原作で明智とタッグを組む「少年探偵団」の団長・小林少年が警視庁刑事部「サイバー捜査支援室」の小林捜査官（伊藤淳史）として描写されるなど、キャラクターもさまざまな進化を遂げている。明智が追う事件と別軸で展開される“もうひとつのミステリーの鍵”を握るキャラクターとして、地下アイドルが登場するのも“現代版”ならでは。

　幻.noは、早乙女ゆみの、沖本蒼奈、日奈森あこ、水神結真によって2018年に結成。略して「マボテン」。「幻なんかじゃなかったんだ…！」 をコンセプトに、イベントのブッキングから衣装＆楽曲製作、振り付けまで、メンバー自らが担当。「事務所には所属せず、普段は渋谷や新宿を拠点にしながら、ライブ中心の活動」しおり、そのキラリと光る個性にいち早く目をつけたのが、本作のメガホンを取る木村監督。「木村ひさし監督がプロデュースしている舞台に出演したのがきっかけで、今回は直接オファーしていただきました！」と、同グループのメンバーで“社長”でもある早乙女。「え!?　信じられない!?　ドッキリ!?　みたいな感じでした（笑）。グループとして初めてのドラマが、あの有名な明智小五郎だなんて…感激しました。親にもすぐに連絡しました」と、出演が決まったときの様子を明かす。

　劇中に登場する「まゆぽよと幻の四天王」とは、センターに「まゆぽよ」なる謎の地下アイドルがいて、“幻の四天王”をマボテンが演じる。ライブシーンでは、ほかでもないマボテンの持ち歌である、「この指止まれ！」「金返せ！」を披露。「私たちの楽曲を2曲も歌えたのは、本当にうれしかったです！」と感激する早乙女。もちろん、“グループとしての初ドラマ撮影”という新ステージにも心が躍りまくったそうで「撮影は夜遅くまでかかったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです。普段だったら絶対眠くなるはずなのに…（笑）。スタッフさんも気さくな方ばかりで、始終楽しい撮影でした！」と、興奮まじりに撮影時を振り返っていた。

　気になる「まゆぽよ」だが、早乙女は「私たちの楽曲を歌うシーンでも、歌詞をしっかり覚えてくれていて、ダンスも上手！　新メンバーに入ってほしいくらい、かわいかったです!!」と大絶賛。「まゆぽよ」とは一体誰なのか!?　これこそ、本作のもうひとつの謎。はたして、無類のアイドル好きでも十中八九ピンとこないであろう「まゆぽよ」の正体は、オンエアで明らかになる。