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前田敦子、久々歌唱の重圧語る「気持ちの余裕ない」 合計8テイク&撮影5時間…

 女優・前田敦子主演の映画『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)のポスタービジュアル、予告映像が13日、解禁された。本編で前田は、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」の歌唱に挑戦。久々の歌唱とあって、クランクイン前からボイストレーニングに取り組んだという。

映画『旅のおわり世界のはじまり』のポスタービジュアル(C)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

映画『旅のおわり世界のはじまり』のポスタービジュアル(C)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

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 同作は、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、ナボイ劇場完成70周年記念の国際共同製作作品。メガホンを取った黒沢清監督によるオリジナル脚本となり、日本のテレビバラエティー番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れた女性レポーター・葉子(前田)が、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描く。

 名曲の歌唱に挑んだ前田は、日本人が建設に関わり、日本とウズベキスタンの友好の証である『ナボイ劇場』での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2443メートルの山頂でアカペラの撮影を敢行。

 ボイトレに励み、万全を期した前田は「何が苦しかったというと『愛の讃歌』という歌の壮大さ。あまりにも深く果てしない感情が表現されていて、生半可な気持ちではその世界に負けてしまう。とにかく歌と向き合って、歌詞のひとつひとつを真っ直ぐ届けることだけを考えていました」と振り返る。

 AKB48時代は、多くの楽曲でセンターポジションを務めた。ファンも待ちわびた久々の歌唱だが「自分なりにできることはやってきましたが、それでもプレッシャーは大きかった。山頂は想像以上に空気が薄くて、気持ちの余裕はまったくありませんでした」。撮影当日は、黒沢監督と共に時間を忘れるほど集中し、当該のシーンは合計8テイク。山頂での撮影は5時間近くに及んだという。

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