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上白石萌歌『3年A組』に込めた思い 撮影期間は「死について考え、向き合おうとしていました」

 女優の上白石萌歌が11日、自身のブログを更新し、景山澪奈役で出演していたドラマ『3年A組−今から皆さんは、人質です−』への心境をつづった。

自身が演じた『3年A組』“景山澪奈”への思いを綴った上白石萌歌

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 約2ヶ月ぶりの更新となったブログで「3年A組最後まで見届けていただき本当にありがとうございました!!」と視聴者に感謝し、「すべてのことが繋がり、解き明かされた最終話。みなさんはどんなことを感じたでしょうか?」と最終回について問いかけた上白石。

 撮影をしていたこの3ヶ月について「景山澪奈、彼女の痛みに寄り添えるよう、死について考え、向き合おうとしていました」と振り返り、景山澪奈を通じて「死とは何なのか、彼女をそこまで追い詰めたものは、彼女の痛みは、心の叫びは、どれほどのものだったのか。考えても考えても、やっぱり最後までたどり着けなかった。でも必死に考えた」と回想。そして「この問題提起は、きっと死ぬまで続くんだろうな。そして気づいたのです、死を考えることは生を考えるのと同じことなのかもなって」と学んだことを記した。

 景山澪奈は「今まで演じてきた役の中でいちばん、根底で繋がれていたような気がする」と共感を覚えたようで、「だれかに、あなたに、届いていたら嬉しいな」「そして澪奈のような想いを抱えている人がひとりでも減ることを、心無い言葉が飛び交う今の世の中が少しでも優しくなることを、心から祈っています」と思いを明かした。

 ファンからは「こんなに集中して真剣に観たドラマは初めてでした」「現代社会のSNSでの情報発信を深く考えさせられました」などのコメントが寄せられている。

 同ドラマは菅田将暉が演じる3年A組の担任である柊一颯が、卒業まで残り10日となったある日、茅野さくら永野芽郁)ら29人の生徒を人質にとったことから始まる学園ミステリー。一颯はクラスメート・景山澪奈の自殺の真相にまつわる授業を、病によって刻一刻とタイムリミットが迫るなか10日間に渡って行っていく。

 最終回が10日に放送され、平均視聴率15.4%を獲得。これは2015年4月に新設された午後10時半からの日本テレビの日曜ドラマとしては、過去最高の最終回視聴率となった(これまでの最高は2015年7月期『デスノート』14.1%)。

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  • 上白石萌歌オフィシャルブログ「これでもか!」

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