NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で、第14回(4月7日放送)以降に登場するキャストが5日、発表された。新キャスの中の一人、寺島しのぶは「もしかしたら万人に受ける番組ではないのかもしれない、って主役のとなりにして言うことじゃないかもしれないけど」と、ぶっちゃけた感じで話し、最後は「大河ドラマに新風を吹き込んでいる。存在そのものが『いだてん』。その一部になれてとてもうれしいです」と持ち上げて、主人公・金栗四三役の中村勘九郎を援護射撃した。 同ドラマは、日本が初めて参加した、1912年(明治45年)のストックホルムオリンピックから1964年(昭和39年)の東京オリンピックに至るまでを描く“近現代劇”。教科書で習うような歴史上の人物の一生ではなく、オリンピックというスポーツイベントの歴史をひも解き、それを明治から昭和に生きた古今亭志ん生の噺として描いている。